青森県農民連
女性部総会
そば打ち体験・お昼にざるそばで
仲間ふやし生産守る
楽しく活動していこう
青森県農民連女性部の総会を6月16日に行いました。総会は毎年、単組を持ち回りで行っていて、今年は東青農民組合が担当しました。
会場は青森市から竜飛岬にむかって30分ほど車を走らせた後潟(うしろがた)の加工施設です。この施設では、青森市が農協に委託して、うどん、そば、パン、ジャムなどの加工の講習などもしてくれます。以前から東青の食健連では、施設に隣接している農園のカシスをジャムに加工したり、そば打ち体験などをしており、「こんどの女性部の総会ではそば打ち体験をしよう」と話し合っていました。
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地元のそば粉でそば打ち体験 |
当日は、5つの単組から20人が参加。さっそくそば打ちを始めました。一つのテーブルに4人1組で、地元のそば粉と青森県産の小麦粉を使って、まぜて、こねて、のばして、切って、1時間ほどでそばができました。お昼にゆでてざるそばでいただきましたが、もちっとした歯ごたえがあり、つるっと入っていきました。
ほかにも漬け物、春菊とホタテのヒモの天ぷら、春掘りのナガイモ、平飼いの卵、リンゴゼリーなど、みんなが自分で育てたものをたくさん持ち寄って、おなかいっぱいになりました。
午後の総会では、仲間づくりをしながら生産を守ることや、農民連食品分析センターの遺伝子組み換えの検査キットを活用して、自分たちの農作物も検査すること、在来種のリストを作って充実させていくこと、被災地支援の継続など、今年の活動をみんなで確認しました。
これまでは総会が活動のメーンでしたが、「秋にはぶどう狩りで交流しよう」「時には泊まりがけの総会もいいね」など、これからの活動を楽しみにしながら総会をしめくくりました。
(青森県農民連 新田文代)
(新聞「農民」2015.7.6付)
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