アイガモちゃんがんばって!!
茨城・八千代町
小学5年生が田んぼに150羽放つ
会員の田んぼで農業体験
「がんばって働いてね〜」「行ってらっしゃ〜い」。アイガモのひなを両手で包み込むように持ち、そ〜っと田んぼに放す子どもたち。
6月8日、アイガモ農法で稲作を営む八千代町の会員、北野恒介さんの水田に下結城小学校5年生の児童49人と、作業の応援に近隣の農家ら約20人が集まりました。
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アイガモを放鳥。「いってらっしゃ〜い」 |
この日の放鳥は150羽。半袖に短パンの体操服姿に紅白帽の子どもたちは、約90アールの田んぼにそれぞれが3羽ずつのアイガモを放し、ひなたちがのびのび泳ぐ稲の間を、今度は網とバケツを持って移動。「おたまじゃくしがいた〜!」「せんせ〜!えびみたいのがいる〜!」とあちこちで歓声があがります。
田んぼで遊んでスイカも食べて
しばらく遊んだ後に田んぼからあがり、お手伝いの方に用意していただいたスイカを食べ、作業の感想とお礼を述べ、名残惜しそうに田んぼをあとにしました。
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生産者の北野恒介さん(前列左)とみんなで一緒にパチリ |
アイガモの感触はどうだった? 「ふわふわしててかわいかった」
田んぼに入ったのは初めて? 「うん。歩きにくかったけど楽しかった」「また(アイガモの様子を)見に来る!」
屈託のないたくさんの笑顔に、見守るおとなの顔もほころぶ素敵なひとときでした。
(茨城県西農民センター 久保幸子)
(新聞「農民」2015.7.6付)
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