茨城・常陸野産直センター
交流田で田植え会
手製“自慢の一品”に舌鼓
天気に恵まれ親子連れ100人
茨城県の常陸野産直センターは5月23日、小美玉市内で毎年恒例の田植え交流会を開催し、県内外の消費者と生産者約100人が参加しました。
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どろんこになって田植えをしました |
天気にも恵まれ、交流田の田植えとイチゴ狩りをおおいに楽しんでいただきました。お昼は炭火焼き肉にカレー、ずらりと並んだ生産者お手製「自慢の一品」に舌鼓を打ちました。
食事しながらのおしゃべりでは、消費者から「田んぼで泥だらけになって田植えするのが、子どもにとってはすごく新鮮みたい。食べ物がどうやってできるのか肌で感じてほしい」「こんなにおいしい野菜料理がたくさんあって、日々の食卓の参考になる」という声が寄せられました。
生産者からは「産直ボックスをとっている人の話を直接聞けて、とても参考になる」「こんなに産地のことを考えてくれているんだ、と励まされた」と話していました。
交流タイムでは、会員の原木シイタケ生産者、円城寺卓生さん(かすみがうら市)から原発事故による出荷自粛の苦労と解除になった喜びが報告されました。
「稲刈り交流会でまた会えるのが楽しみだね」と笑顔で別れを惜しみました。
(茨城・常陸野農民センター 荻谷祥子)
(新聞「農民」2015.7.6付)
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