2017年11月
■2017年11月27日(第1289号)
- 府民の英知を集めて鳥獣害対策進めよう
- 10月29日に、京都市の京都教育文化センターで第8回「京都有害鳥獣問題研究会」の総会が開催されました。
- 憲法を生かした防災、被災者本位の復旧・復興を
- 憲法を生かし、防災、被災者本位の復旧・復興と原発ゼロへ――災害対策全国交流集会2017が11月10、11の両日、東京都内で開催されました。20都府県から200人が参加しました。
- TPP11・日米FTA許さない 共闘を発展させ安倍政権打倒
- 国民大運動実行委員会と中央社会保障推進協議会、安保破棄中央実行委員会は11月15日、国会前行動を行い110人が参加しました。
- 税金・産直・TPP阻止…要求実現へ活動前進させよう
- 農民連関東ブロックの研究交流集会が11月8日、埼玉県秩父市で開催され、1都7県から約100人が参加しました。
- 農のこころ
- 田仕舞ひの煙とけゆく峡の空
- 自然エネ100%社会めざそう
- 地域での自然エネルギー活用に向けて、全国の先進事例を共有し、交流しようと、11月2、3の両日、福島市で「市民・地域共同発電所全国フォーラム」が開催されました。
- 農家の税金対策(6)
- 所得税は、個人の所得に対してかかる税金です。その年の1月1日から12月31日の収入と経費をもとに、法令にもとづいて税額を計算して申告し、納税します。
- 韓国KPLの農民ら15人 日本農業を視察・研修
- 10月30日から11月2日までの4日間、国際農民組織ビア・カンペシーナに加盟する韓国全国農民会総聯盟(KPL)のメンバーで、忠清北道地域で果樹や野菜、稲作などを営む農民ら15人が視察・研修のため来日しました。30日から31日にかけては千葉県北総地域と東総地域を訪れ、生産者と交流したほか直売所やソーラーシェアリング(営農型太陽光発電)などを視察しました。
- 恒例の秋の収穫祭
- 11月11日、小寺理一東京農民連会長の農園(清瀬市)で、夏の枝豆収穫祭に続いて恒例の秋の収穫祭を行いました。これには、新日本婦人の会東京都本部会長の佐久間千絵さんをはじめ45人が参加。東京農民連から小寺さんをはじめ、副会長の武山健二郎さんらが参加しました。当日は、大変よい天候に恵まれ、参加者は栗林の下で秋の収穫物をほうばり、楽しい一日を過ごしました。
- 旬の味
- 晩秋の趣のある阿武隈の山々を眺めながらの大豆収穫体験ツアーに、都会から11人が参加した。午前中に心地よい汗をかきながら作業し、お昼は真っ赤なリンゴが実っている畑でのバーベキューと餅つき
■2017年11月20日(第1288号)
- 買い物は生産者、産地への「投票行動」
- 日本で初めての北海道産ナチュラルチーズの専門店「チーズのこえ」が東京・清澄白河(江東区)に、2015年11月に産声をあげました。同店を経営している株式会社FOOD VOICE(フードヴォイス)代表取締役の今野徹さんに、「チーズのこえ」に込めた思いや、日本の酪農と農業、日欧EPA(経済連携協定)などについて、お話を聞きました。
- 日米FTA「密約」の疑惑は濃厚
- 11月5〜6日にかけて有名ゴルフ場でプレーを楽しみ、高級肉をたらふく食べ、十時間を共にして「蜜月」関係を誇示した日米首脳会談。日本政府は「日米FTA(自由貿易協定)の話は出なかった」と打ち消しに躍起です。しかし、躍起になればなるほど「日米FTA」という言葉を伏せて、事実上「日米FTA」で密約したのではないかというキナ臭さが強烈に匂います。
- TPPプラス交渉許さない/憲法守るのは私たちの権利
- TPPプラスを許さない!全国共同行動実行委員会は11月6日、参議院議員会館内で「TPPプラス交渉をただす!院内集会」を開催し、約80人が参加しました。
- 農のこころ
- 荒畑の孤塁となりて紅鬼灯
- インチキ「大筋合意」は許さない
- 日本政府は、11月11日、ベトナムで開かれた閣僚会合でアメリカ抜きのTPP11「大筋合意」が成立したと発表しました。しかし、交渉継続項目が4つも残されており、とうてい「合意」などといえるものではありません。
- 豊かで安心できる学校給食めざして(1/4)/(2/4)/(3/4)/(4/4)/イラスト2点
- 全国各地で公立小中学校の給食をよりよくしようという運動や取り組みが広がっています。食の安全・安心や給食費(食材費)の保護者負担の軽減(無償化・無料化)を求めて、都道府県単位で会を結成した群馬県と大阪府の運動、無償化を実施している埼玉県小鹿野町と和歌山県古座川町の取り組みを紹介します。
- 農家が得する税金コーナー(17)
- 2018年版『税金対策の手引き』『農業収入・支出記帳簿』ができました。
- がんばる“スイッチ”入った
- 11月5、6の両日、第35回農民連四国ブロック研究交流集会が徳島市で開かれ、4県から37人が参加しました。
- 本の紹介/鈴木宣弘東大大学院教授著 亡国の漁業権開放協同組合と資源・地域・国境の崩壊
- 農協解体、主要農作物種子法の廃止など、農業つぶし政治の急先鋒を担ってきた「規制改革推進会議」が、いよいよ水産業でも「漁業権開放論」の議論を始めました。本書は、TPPや安倍農政改革反対の論客として知られる東京大学大学院の鈴木宣弘教授による「漁業権開放論」批判の書です。
- 分析センターだより
- 10月6日、スイスのヌーシャテル大学などの研究チームが、世界各地のはちみつにネオニコチノイド系農薬が含まれているという研究結果を科学論文誌『サイエンス』に発表しました。
- 田んぼアート 稲刈りまつり
- 福岡県宮若市の若宮農民組合で今年初めて取り組んだ田んぼアート「幸せも一緒に収穫する稲刈りまつり」を10月14日に開催しました。農民連の会員だけでなく、地域の様々な方々を巻き込み、宮若市の広報でも紹介されるほどの大イベントとなりました。
- 日本の米カレンダー
- 棚田ブームの元祖、富山和子さん(評論家、日本福祉大学客員教授、立正大学名誉教授)がつくる「日本の米カレンダー」2018年版ができました。
- 顔の見える「産直」大切ね 生産者から苦労話聞けた
- 新日本婦人の会灘・東灘支部と北はりま農業を守る会との交流会が10月7日に開かれ、天気の心配をしながら新婦人の会員・家族の総勢20人が兵庫県多可町にサツマイモ掘りにでかけました。5月に植えたイモのツルの刈り取り。子どもたちも大きなスコップを懸命に使って掘り起こし無事収穫できました。
- 旬の味
- 台風22号が通過して冬春期出荷の作物に被害が出た。当初熱帯低気圧を少し上回るくらいと思っていたが突風は40メートル吹いた。屋敷の多くのバナナの木は倒れてしまった。翌朝、地元の市議と被害調査に出かけた。近所の野菜農家は暴風ネットをかぶせてあったのでさほど被害はなかった
■2017年11月13日(第1287号)
- 総選挙で築いた基盤生かし安倍政権打倒へ意気高く!
- 農民連は11月2、3の両日、都内で全国代表者会議を開き、2日間で35都道府県から71人が参加しました。
- 共同の力で改憲発議阻止
- 特別国会開会日の11月1日、安倍9条改憲NO! 全国市民アクション実行委員会と総がかり行動実行委員会、共謀罪NO! 実行委員会は国会前行動を行い、1000人が参加しました。
- 大阪農業に多大な被害
- 10月21、22の両日に日本列島を縦断した台風21号は、大阪の農業に多大な被害をもたらしました。
- 早く素案を示し話し合いを
- 福島県農民連と農民連本部は10月30日、東京都内で緊急の東電・経産省交渉を行いました。
- 農のこころ
- 〓(※)田に名残りの色の豊かなる
- 遺伝子組み換え大豆の自生調査
- 台湾メディア上下游News&Marketによれば、台湾で、搾油工場などへつながる輸送道路にこぼれ落ちる遺伝子組み換え(GM)種子によって発生するGM作物の自生について、行政院農業委員会(中国の農林水産業に関する行政を担当する行政機関。日本の農林水産省に相当する)が2年間の調査を行うことを決めたそうです。農民連食品分析センターの調査データと運動が、台湾政府を動かすきっかけにつながりました。
- 農家が得する税金コーナー(16)
- 先日、広島県の農民連会員から「シルバー人材センター」でもらった「給与」の申告はどうするのかという話がありました。受取書を見れば給与ではなく「分配金」と書いてあります。
- 本の紹介/天笠啓祐著・食べもの文化編集部編 子どもに食べさせたくない遺伝子組み換え食品
- 遺伝子組み換え作物の輸入が1996年に日本で始まって20年以上たちました。普段よく口にする食べもののなかにも遺伝子組み換え食品が入ってきています。
- 地域の話題あれこれ
- 8月20日に行われた「米屋さんと生産者をつなぐ交流会・東京会場」(農民連ふるさとネットワーク主催)で20年ぶりに参加した、さいたま市のお米屋さん「米工房ひろおか」と米産直を再開することができました。
- 楽しかったぁ 稲刈り
- 大阪府枚方市内のたんぽぽ保育園、なでしこ保育園の園児50人と大阪の農民組合枚方支部が10月18日、稲刈り交流会をしました。稲刈り指導は生産者の山本さんや組合専従が対応しました。
- 2017冬季カタログ活用を
- 農民連ふるさとネットワークの2017年冬季カタログができました。
- 旬の味
- 「一緒に料理をして一緒に食べる」ことは人と人をつなぐのに効果的な方法です。今回、料理を通してつなぎ合った人たちは日本の大学に留学している学生たちでした
■2017年11月6日(第1286号)
- 市民と野党の共闘勝利に貢献
- 10月22日に投開票された衆議院選挙で、農民連は全国で、市民と野党の共闘を追求してたたかい、その前進に貢献してきました。野党共闘の効果を発揮した新潟県、北海道、沖縄県からのリポートを紹介します。
- 総選挙の結果について
- 一、10月22日に投開票された総選挙で、自民党は改選議席の284議席を維持し、公明党とあわせて3分の2を超える議席を確保した。小池百合子氏率いる希望の党は、憲法改正・安保法制(戦争法)容認の自民党の補完勢力である本質が国民に見抜かれ、57議席から50議席へと後退した。
- 低下する食料自給率の向上を 地産地消の学校給食へ支援を/ますます厳しい農業女性の労働
- 今年8月に岩手県で開かれた第63回日本母親大会の決議に盛り込まれた母親・女性たちの要求を、政治・行政に反映させようと、同大会実行委員会では、各省庁に要請行動を行っています。10月26日には農水省への要請が行われ、農民連女性部役員など13人が参加しました。
- 農のこころ
- 新米を土鍋で炊いて家族待つ
- 複数府県にまたがり甚大
- 10月22、23日に日本列島を縦断した台風21号の被害が各地で発生しています。近畿地方では複数の府県にまたがり被害が発生しています。
- 被災のネギ農家を訪ねて
- 今年7月の九州北部豪雨災害の被災地、福岡県朝倉市志波地区の農家を、10月23日、市民団体などで運営する共同ボランティアセンター(福岡県農民センターも加盟)の大島慶太さんと訪問し、要望の聞き取りを行いました。
- EU並みに全表示、混入率1%未満の実現を!(1/6)/(2/6)/(3/6)/(4/6)/(5/6)/(6/6)/イラスト2点
- 私たちは、知らずに遺伝子組み換え食品を食べていることを知っていますか。その自覚がないのは、「遺伝子組み換え」という表示がないからです。今回は、自分が遺伝子組み換え食品を食べている現実を知り、食べないようにするにはどうしたらいいのかを考えてみます。
- 粗放的な農業まかり通る 自給率38%は崖っぷち
- 「今年の米はでかいとあったけ」と10余人に問うてみた。ひとりはまあまあと答えたが、ほとんどの人は「少なかった」と回答。様々な理由はあるが、ほとんど同様に「草に負けた」と言う。
- 農家の税金対策(5)
- どんなに努力して節税しても、それ以上に増税されたら元も子もありません。そもそも、生活保護水準にも満たない所得から税金をとることは、憲法違反と言わなければなりません。不公平税制を是正する運動は、最も根本的な税金対策です。
- DVD紹介/『コンビニの秘密〜便利で快適な暮らしの裏で』
- 私たちの生活に欠かせない存在となったコンビニエンス・ストア(コンビニ)。お弁当やお菓子、生鮮食品、日用雑貨を買うだけでなく、公共料金の支払い、宅急便の受け取りなどサービスも多様化し、日本全国で約5万5000店が、年中無休365日24時間営業を行っています。
- 原料にも販売先もこだわり
- 大型の台風21号が去った10月24日、茨城農民連女性部「ゆいの会」の第28回総会と、埼玉県神川町(旧神泉村)のしょうゆ会社のヤマキ醸造の見学を兼ねた移動総会を行いました。
- こんなおいしい枝豆初めて
- 10月8日、秋とは思えない30度を超えたこの日、福岡県のみのう農民組合は浮羽市の道の駅「うきは」で、大豆畑トラスト枝豆収穫祭を行いました。抜けるような青空の下、100人が集いました。
- 私たちの田んぼの除草方法は…
- 「農事組合法人みんなで」の田んぼは、奈良県の東西を走る若草山と城山の裾野に広がる棚田にあります。上下に分かれ合わせて二反半ほど。6月には、奈良県の代表的な品種ひのひかりと餅米を田植えしました。
- 旬の味
- 超大型の台風21号の暴風雨で豚舎のトタン屋根が吹き飛ばされ、修理に追われた。大雨の影響で寝床までつかった後の豚の健康も気がかりだ。畑には見るも無残な姿の葉物野菜や長ネギなどが散乱している。民意を無視した政治に審判のはずが、政府与党にはカミカゼか。自然災害や政治の横暴に負けてはいられない
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