「農民」記事データベース20171106-1286-08

遺伝子組み換え食品

EU並みに全表示、
混入率1%未満の実現を!
(2/6)

関連/EU並みに全表示、混入率1%未満の実現を!(1/6)
  /EU並みに全表示、混入率1%未満の実現を!(2/6)
  /EU並みに全表示、混入率1%未満の実現を!(3/6)
  /EU並みに全表示、混入率1%未満の実現を!(4/6)
  /EU並みに全表示、混入率1%未満の実現を!(5/6)
  /EU並みに全表示、混入率1%未満の実現を!(6/6)
  /イラスト2点


GM食品出回っているのに
表示義務あるものはわずか

 こんなに遺伝子組み換え原材料が出回っているのに、なぜ表示されないのでしょう。日本には、遺伝子組み換え食品の表示制度があります。しかし、表示義務のある食品は少なく、せいぜい豆腐、みそ、納豆程度です。

 さらに加工食品には多くの遺伝子組み換え作物が使われていますが、原材料の重量に占める割合が上位3品目で、5%以上のものしか表示されません。

 原材料のすべてが遺伝子組み換え作物でつくられた、大豆油、ナタネ油、コーン油やしょうゆに表示がないのはなぜか。政府は、組み込まれた遺伝子やたんぱく質が検出されないことを理由にしています。

 外国の表示は

 EU(欧州連合)では、遺伝子組み換え作物を使用したすべての食品、飼料にも表示義務があります。意図しない混入であれば、EUは0・9%以上、韓国と台湾は3%以上で表示しなければなりません。(表2)

(新聞「農民」2017.11.6付)
ライン

2017年11月

農民運動全国連合会(略称:農民連)
〒173-0025
東京都板橋区熊野町47-11
社医研センター2階
TEL (03)5966-2224

本サイト掲載の記事、写真等の無断転載を禁じます。
Copyright(c)1998-2017, 農民運動全国連合会