TPPプラス交渉許さない11・6院内集会と国会前行動
住民の権利より企業を優先TPPプラスを許さない!全国共同行動実行委員会は11月6日、参議院議員会館内で「TPPプラス交渉をただす!院内集会」を開催し、約80人が参加しました。
政府との意見交換では農民連の吉川利明事務局長がTPP11交渉について、「日本から『凍結・修正要求』は出しているのか」「牛肉のセーフガード枠や乳製品の低関税輸入枠で凍結・修正要求を出さなければ畜産・酪農に多大な影響を与えるという認識はあるか」と質問しましたが、担当官は「交渉中につき返事は差し控える」の一点張りで、自国の認識すら示さない異様な態度でした。 また、「自由で公正なルールとはどういうことか」との質問に対し、政府は「海外進出した企業に対して進出先の国から口出しをさせないというもの」と答え、住民の権利より企業の活動を優先する姿勢が明らかになりました。 集会では民進党の徳永エリ、社民党の福島瑞穂、日本共産党の紙智子の各参院議員と田村貴昭衆院議員(共産)があいさつしました。 集会後は引き続き国会議員会館前で「TPPプラス交渉を許さない!国会前行動」を開催し、約50人が参加しました。 農民連青年部の渡辺信嗣事務局長が発言し、「担当官が公平で自由なルール作りとして挙げた例を見ても、政府の目が企業にしか向いていないのは明らか。秘密のまま勝手に決めたことを押しつけるのは許すわけにはいかない。あきらめないでがんばりましょう」と訴えました。
憲法守るのは私たちの権利11・3国会前包囲大行動に4万人安倍9条改憲NO! 全国市民アクション実行委員会と総がかり行動実行委員会は11月3日、国会包囲大行動を開催し、4万人が集まりました。
作家の落合恵子さんは「憲法を守ることが私たちの安全保障なんだと心に刻んでいきましょう。それが私たちの生きる権利であり責任なんだということを約束し合いましょう」とスピーチ。参加者は国会に向かって「改憲反対」「9条守れ」と力強くコールしました。 集会には日本共産党の志位和夫委員長や立憲民主党の枝野幸男代表、民進党の江崎孝参院議員、社民党の福島瑞穂副党首があいさつしました。
(新聞「農民」2017.11.20付)
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[2017年11月]
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