農のこころ丸山美沙夫
新米を土鍋で炊いて家族待つ 片倉万葉子 俳誌『俳句人』から。炊飯器は電気釜やガス釜をはじめ色々ある。とにかく新米はどれで炊いても美味しいもの。この作には、こだわりの土鍋で炊かれた新米である。「家族待つ」に誘い込まれるようだ。離れて働く子供たちも帰省する日かも知れない。家族の揃う日に炊く、はじめての新米の味。温かな夕餉となる。
(新聞「農民」2017.11.6付)
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[2017年11月]
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