2016年5月
■2016年5月30日(第1215号)
- 岩手7農協すべてを訪問
- 今国会でTPP協定の批准を断念させたことは、市民運動の大きな成果です。同時に、政府・与党は、参院選後の臨時国会での批准をねらっています。
- 全農協訪れ懇談・共同を/農民連本部移転します
- 戦争法廃止、立憲主義の回復、安倍政権打倒、国政選挙での協力など2月19日の5野党党首の合意に基づいて、参議院選挙1人区で、野党の統一候補擁立の動きが全国で広がっています。これまで32選挙区の1人区のうち30まで実現し、参院選までに全1人区で実現する見込みです。
- 2000万人統一署名 4野党に提出
- 「戦争法の廃止を求める2000万人統一署名」の提出集会が5月19日、国会内で行われ、「戦争させない・9条壊すな!総がかり行動実行委員会」ほか、共同呼びかけ29団体の代表者らが参加しました。
- 安倍内閣は今すぐ退陣 参院選は野党の勝利を/県として政府に要請を
- 憲法共同センターなど3者主催の「戦争法廃止、立憲主義を取り戻せ」総がかり行動が5月19日、国会前で開かれ、4800人が集結しました。
- 農のこころ
- 日草刈る黒き汗背負い老農夫
- 若者の手で政治変えよう
- 5月15日、全国各地から1100人の青年が東京に集結。「声をあげよう。私たちの命と自由のために 若者憲法集会」を開催しました。主催は農民連青年部も参加する同実行委員会です。
- 種の現状を専門家が報告
- スローアグリカルチャー研究会と九条を守る神奈川高校教職員の会は5月4日、東京・大田区民センターでシンポジウム「種たねが危ない2」を開き、3人の専門家が種をめぐる現状について報告と討論を行いました。
- 川内原発(鹿児島)はすぐ停止を
- 公害・地球環境問題懇談会(公害地球懇)は5月14日、東京都内で総会を開き、約50人が参加しました。
- 太陽光パネル 完成しました
- 京都府亀岡市の農民連京都産直センターで、「わたしのでんき・自然エネルギー産直」太陽光パネル完成お祝い会が、5月14日に開催されました。天候にも恵まれ、新日本婦人の会京都府本部の森下総子会長をはじめ、新婦人会員や農民連会員が参加し、完成を祝いました。
- 田植え交流会
- 大阪 泥の感触を楽しみながら/石川 昔ながらの枠回し使って
- 旬の味
- 5月に入り若葉の色が一段と濃くなり、日差しも強く春本番を迎えました。桃・梨・りんご等の果樹園は摘果作業に追われ、田植えは最盛期で農家は多忙なときを迎えています
■2016年5月23日(第1214号)
- 熊本地震復旧で農水省に緊急要請
- 農民連は5月11日、熊本地震被害の復旧について、国会内で農水省に緊急の要請を行い、上京した熊本県農民連の笹渕賢吾会長、農民連本部の笹渡義夫副会長、吉川利明事務局長のほか、全農協労連の星野慧さん、日本共産党の畠山和也衆院議員秘書が参加しました。
- 水源が枯渇 田んぼ亀裂
- 日販連(日本販売農業協同組合連合会)と供給センター長崎は、熊本への合同支援を実施。じゃがいも、玉ねぎ、人参などの支援物資を2トン車に満載して長崎から熊本県農民連のある熊本市に到着しました。
- 生活再建支援の引き上げを 医療費の免除を継続して/避難指示解除は住民合意で/来年も農業できる支援を
- 東日本大震災から5年、被災者本位の復興・復旧を求めて、全国災対連(災害被災者支援と災害対策改善を求める全国連絡会)は5月11日、「熊本地震の被災者救援 被災者切り捨て許すな! 国の責任で復興を――5・11国会行動」に取り組みました。東日本大震災の被災地3県をはじめ、熊本県、茨城・常総の被災者など150人が参加。昼の国会前での集会に続いて、岩手・宮城などと、福島に分かれて各省庁との交渉に臨み、約5万筆に及ぶ署名を国会議員に手渡しました。
- 参院選でTPP推進派に審判を
- TPP批准阻止アクション実行委員会は5月11日、「TPP協定を批准させない!」院内集会と国会議員会館前抗議行動に取り組みました。
- 農のこころ
- 田へ水の滾ち立ちつつ走り入る
- 2016年夏カタログ/農民連本部移転します
- 農民連ふるさとネットワークは2004年、「農業を支え続けたい」との声に応えて産直カタログをつくりました。
- 優れた技能で市民生活向上に貢献
- 農民連の準産直米を「百姓の技」として共通の米袋で販売している関西の米屋さんグループ「あすなろの会」に参加している大阪府枚方市の「丸天米穀酒販」の山中茂晃さん。
- 黄色いマスクの杭状彫刻/吉田眞佐子さんのイラスト
- 「田植プロジェクト」は、茨城県結城郡八千代町在住の彫刻家セツ・スズキさんが、1997年から「農」を切り口に社会と積極的に関わろうと始めた現代アート。
- 旬の味
- 今月中にも梅雨に入る予定の沖縄。ここ2、3日の急激な暑さ(今年初、30度)に体がついていけず厳しい日々ですが、「オール沖縄」で誕生した翁長知事を支える県議選挙が事実上スタートしています
■2016年5月16日(第1213号)
- 復旧急げ!田植え間に合わぬ/農民連本部移転します
- 飛行機内から見た熊本市、益城町は一面、ブルーシートで覆われた家が多数で、被害の大きさを実感するものでした。4月20日〜22日に続いて2度目の熊本の地震被害をリポートします。
- 国は責任を果たせ
- 2011年4月26日、福島第一原発事故の被害を受けた農民が、「怒」としるした鉢巻きを額に締め、初めて東京電力本社に押しかけた「怒りの抗議行動」から5年。福島県農民連は、今年の4月26日も東京電力本社前での抗議行動や、東電・国との交渉に取り組み、県内各地から3台のバスに100人の生産者が分乗して上京、怒りの拳を上げました。
- 憲法守れ 安倍政権退陣
- 憲法記念日の5月3日、さまざまな団体で構成された実行委員会が主催した憲法集会が東京臨海広域防災公園で開かれ、約5万人が参加しました。
- 農のこころ
- 馬鈴薯植う親子の睦ぶ郷の土
- TPP気を緩めず必ず批准阻止/阻止のたたかいこれから
- TPP国会批准をめぐる情勢が緊迫する中、東京・国会周辺で行われた3・30行動にともに参加した県労会議の安藤哲雄事務局長のリードで、4月1日、5団体(県労、民医連、新日本婦人の会、群商連、農民連)で「TPP県内運動協議」を行ってから、運動が急展開しています。
- TPP消滅させるまで全力
- 「TPP批准阻止アクション実行委員会」は3回目となる国会前行動を4月27日に行いました。
- 博多港周辺8ヵ所で採取 6ヵ所でGMナタネ検出
- 日本の港やその周辺の幹線道路では、輸入したナタネの流通過程で落ちこぼれによって遺伝子組み換え(GM)作物が自生していることが確認されています。4月6日に、福岡農民連女性部のメンバーで福岡市東区の箱崎埠頭と筑紫野間の3号沿いに自生しているナタネの調査を行いました。
- アースデイ東京2016/第87回中央メーデー
- 地球のことを考えて行動する日――。「アースデイ東京2016」が4月23、24の両日、東京・代々木公園で開かれ、2日間で約11万人が訪れました。
- 旬の味
- すでに田植えが終わった地方もあるが、当方はこれから田に水を引き、田植えの準備に入る。たとえ、低米価、赤字生産を強いられても体が動く間、米作りを続けたい。なにしろ、米を作る仕事は喜びであり、天職と思っているからだ。それに私の米を待っていてくれる方が大勢いるのも励みである
■2016年5月2日・9日 合併号(第1212号)
- 安倍政権に痛撃を与え、TPP批准を断固阻止する
- 一、「日本が率先して動き、早期発効に向けた機運を高める」(安倍首相)との並々ならぬ決意のもとに審議が始まったTPP協定承認案と関連法案は、たった数日の審議で頓挫(とんざ)し、参院選後への先送りが決まった。
- 廃案までたたかい抜こう/TPP阻止トラック・ダンプパレード
- 衆議院TPP特別委員会での審議がヤマ場を迎えた4月19から22日の4日間、全国食健連(国民の食糧と健康を守る運動全国連絡会)と中央社保協(中央社会保障推進協議会)は、国会議員会館前での4日間連続での座り込み行動に取り組みました。
- 安倍政権いますぐ退陣を/安倍政権打倒しTPP廃案に
- 「戦争させない・9条こわすな!総がかり行動実行委員会」が毎月恒例で行っている国会議員会館前での「19日行動」が、4月19日の夜にも開催され、7500人の市民が集まりました。
- TPP推進派あきらめてない
- 「TPP批准阻止アクション実行委員会」は4月20日、毎週水曜日に行う国会前行動に取り組み、150人が集いました。
- 農のこころ
- 春耕や八十路忘れて弾みつく
- 後継者を育てて地域農業守るために
- いま、就農を希望する若者が増加傾向にあります。全国農業会議所の就農支援窓口にも多くの人が就農相談に訪れ、女性も増えてきているのが特徴です。そうしたなか、国の支援制度だけでは不足だとして、自治体独自で就農支援制度を運用する自治体も出てきました。宮崎県都城市の例を紹介します。
- 新規就農者支援 地域おこし協力隊の活用が有効な手段
- 食料の生産と消費を結ぶ研究会(生消研)が3月12日、都内で行ったシンポジウムでも新規就農者を支援する取り組みが報告されたので紹介します。
- 国会はTPP批准するな/“TPPと日本の農業”テーマに科学者会議が研修会開く
- 千葉県の印旛沼土地改良区総代会は3月29日に「TPP協定の国会批准をしないことを求める決議」を採択しました。提案者は、千葉県農民連副会長の竹尾忠雄さん(酒々井町)。
- 遺伝子組み換え(GM)不使用のはずが…コーンスナック菓子などからGMを検出(1/4)/(2/4)/(3/4)/(4/4)/実の成る日が待ち遠しい…
- 26商品調べて7商品に “GMでない”表示のものばかり/世界で一番高い割合でGM食品たべている日本/農薬種類の大幅増に対応する新機器導入の募金を訴えます/遺伝子組換えが検出されたのは原料の非組換えコーンにGMコーンが交雑・混入したため/実の成る日が待ち遠しい…
- 合同で宮城復興支援活動
- 農民連は東京土建板橋支部と合同で復興支援活動を4月15、16の両日、宮城県東松島市で行いました。東京からは農民連本部からの2人を含む、総勢24人が参加、地元の宮城農民連とともに取り組みました。
- 暴風で事務所などが半壊/三重農民連で女性部結成へ 朝市参加の女性に呼びかけ
- 4月17日に発達した低気圧の影響による強風で、山形県鶴岡市の庄内産直センター倉庫の扉がなぎ倒され、事務所の屋根全体が飛ばされる被害が発生しました。
- 本の紹介/田代洋一編著 TPPと農林業・国民生活
- TPP承認案と関連法案が国会で審議中です。国会での審議とあわせて、国民の間でも「TPPとは何か」について議論する必要があります。
- 強い余震続く 被災地広がる
- 4月14日に熊本県で最大震度7、マグニチュード(M)6・5の地震が発生し、16日未明にも熊本市などでM7・3、震度7の地震があり、その後も熊本県や大分県で大きな地震が続いています。
- 旬の味
- 私も何かできることを、と思い、「戦争法廃止2000万署名」集めで街頭に立っている。1時間程度だが、さまざまなことを学び考えさせられている。その中で大学生の無関心さが気になる
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