「農民」記事データベース20160530-1215-10

新婦人と農民連

田植え交流会


大阪
泥の感触を楽しみながら

 5月15日、初夏の汗ばむ暑さのなか、農民組合大阪府連合会と新日本婦人の会との田植え交流会が、河南町の上田ファームで、幼児や子ども70人を含む150人の参加で盛大に行われました。

 日差しは強かったですが、田んぼを吹き抜ける風が心地よく、ひんやりとした泥の感触を楽しみながらの田植え体験を楽しんでもらうことができました。

 地元農家の皆さんの協力のもと、初めて田んぼに入る子どもの泣き声とお母さんの悲鳴が静かな田園に響き渡るなか、用意した田んぼにきれいに苗が植えられました。

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みんなで並んで田植えを体験

 田植え体験のあとは、青空の下、田んぼの横の広場にブルーシートを広げて、上田ファームの皆さんが準備したおでんとおにぎりで、楽しい交流の時間を過ごしました。

 初参加のお母さんからは、「まっすぐ植えられなかったけど、ちゃんと育つのかな?」とか、「最初は泥がぬるぬるして気持ち悪かったけど、すぐに泥パックみたいで気持ちよくなってきた」と、ほほ笑ましい感想が出されました。交流を通じて、農業と食生活を守る運動への理解を深め、さらに広げていこうと思える、元気の出る交流会でした。

(農民組合大阪府連合会 中西顕治)


石川
昔ながらの枠回し使って

 晴天に恵まれ、初夏の暑い日ざしのなか、5月15日に石川農民連と新日本婦人の会石川県本部の田植え交流会を、能美市にある石川農民連事務局次長の山口征夫さんの田んぼで行いました。初めての人から、もうベテランという人もまじえて約30人が参加しました。

 田植えは初めてというお父さんも、子どもと一緒に楽しく植えていきました。昔ながらの枠回しを体験し、1時間ほどで上手に植えることができました。自分の家でバケツで稲を育てたいと、苗と土を持ち帰る子もいて、とても積極的でうれしくなりました。子どもたちは、すぐ近くの川で川遊びにも大喜び。

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子どもたちも一緒に枠回しを体験

 田植えの後には、サツマイモの苗植え、枝豆の種もまきました。子どもたちは、サツマイモの苗植えが初めての子もあり、楽しく植え付け、水やりも汗をかきながら頑張りました。その後は石川県の伝統食「めった汁」で、楽しい食事交流会を行いました。

 稲刈り体験やサツマイモ、枝豆の収穫体験をやりたいとの感想も寄せられています。楽しく収穫しようと思っています。

(石川農民連 宮岸美則)

(新聞「農民」2016.5.30付)
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2016年5月

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