わたしのでんき
太陽光パネル
完成しました
京都
新婦人府本部農民連産直センター
京都府亀岡市の農民連京都産直センターで、「わたしのでんき・自然エネルギー産直」太陽光パネル完成お祝い会が、5月14日に開催されました。天候にも恵まれ、新日本婦人の会京都府本部の森下総子会長をはじめ、新婦人会員や農民連会員が参加し、完成を祝いました。
予想を上回る大反響
期日前に目標金額を達成
「わたしのでんき・自然エネルギー産直」は、昨年、新婦人京都府本部と京都農民連の産直25周年記念企画として、6月の福島ツアーをはじめ、学習会や市民発電所の見学を経て、昨年末にスタートしました。
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ドローンから撮影 |
農民連京都産直センターの屋根に年間予測発電量3万7000キロワットのパネル設置を目標にして、設置資金を、新婦人を中心に一口5万円と1万円で募りました。出資者には京都府産のフルーツ(梨・ぶどう・スイカなど)を中心に、5万円コースは年2回10年間、1万円コースは年1回4年間、お届けします。
募集開始直後から、予想を上回る反響があり、申し込み締め切りの3月末を待たずして目標金額に達することができました。
フルーツの生産者は10年間安定した出荷ができ、安心安全でおいしいフルーツを作り続けることへの意欲にもつながっています。2016年の秋からフルーツのお届けを開始します。
エネルギー産直を次世代へ継承
完成式のあいさつで、新婦人府本部の森下会長は、「自分の子どもや孫に産直を受け継げる、世代を超えた取り組みになりました」と話しました。10年間という長い期間の取り組みは、新婦人と農民連の産直を、次世代へ継承していける取り組みとしても意義のあるものになったと感じています。
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みんなでスイッチを「オン!」 |
京都府では、多くの地域が高浜原発の50キロ圏内に入ります。万が一の事故で人々の生活や、営々と築き上げてきた農村や地域社会を奪うことは許されません。今回の運動を、さらなる再生可能エネルギーの普及、そして原発のない社会の実現を目指していくための大きな柱にしていきたいと思います。
(農民連京都産直センター 八田聡)
(新聞「農民」2016.5.30付)
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