「農民」記事データベース20160502-1212-14

暴風で事務所などが半壊

屋根飛ばされ倉庫扉倒れる
倉庫2階で業務を対応

関連/三重農民連で女性部結成へ 朝市参加の女性に呼びかけ


山形・庄内産直センター

 4月17日に発達した低気圧の影響による強風で、山形県鶴岡市の庄内産直センター倉庫の扉がなぎ倒され、事務所の屋根全体が飛ばされる被害が発生しました。

 午後2時半頃に地域住民から連絡があり、事故状況を確認。飛ばされた屋根の残がいは、近くの電線にぶら下がっていたり、道路を越えて50〜60メートル以上も屋根の角材が飛ばされたりしていました。

 幸い事故が発生したときには内部や周辺に人がいなかったため、人的な被害はありませんでした。

 また、屋根が飛ばされ、修復までにはしばらく時間がかるため、その間雨による漏電などの恐れもあり、一時的に事務所機能を倉庫2階へ移転し、応急的な復旧で産直業務に対応しています。

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ふき飛ばされた屋根の復旧作業に懸命です

 また、事務所以外にも組合員の中には種まきをしたばかりの苗代が飛ばされたり、小屋のトタンが飛ばされたりするなどの被害がありました。

(山形・庄内産直センター 小林隆範)


三重農民連で女性部結成へ
朝市参加の女性に呼びかけ

紀南支部で交流・懇談会開く

 農民連女性部はいま、全国に女性部を確立しようと呼びかけています。今年1月に東京で開催された全国の農民連女性部総会には、三重からも3人の女性が参加し、全国の女性たちのがんばりと元気さに感動するとともに、全国の経験に学ぶことができました。

 そこで、三重農民連にも女性部をつくろうと、紀南支部の朝市に参加している女性たちにも呼びかけて、3月13日、県内の女性たちが集い、活動を交流しました。

 当日は、紀南支部の4人の女性会員のほか、伊勢市の女性会員2人と三重農民連の役員など、あわせて10人が懇談しました。

 紀南支部は、地域の幹線道路の要所に広場や会議室、作業施設などを擁するセンターがあり、100人規模のお客さんが集まる朝市も毎月開催しています。そのなかで女性会員もみそ作りをしたり、産直運動でも大きな役割を担っています。

 交流会では、紀南支部での経験を紹介したり、伊勢市、津市などにも女性会員のネットワークを広げていくことを確認し合いました。

(新聞「農民」三重県版から)

(新聞「農民」2016.5.2付)
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2016年5月

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