国会はTPP批准するな印旛沼土地改良区が決議
千葉千葉県の印旛沼土地改良区総代会は3月29日に「TPP協定の国会批准をしないことを求める決議」を採択しました。提案者は、千葉県農民連副会長の竹尾忠雄さん(酒々井町)。決議は、TPP協定について、「米麦での輸入枠の拡大、牛・豚肉での関税引き下げなど重要農産品5品目全てで大幅な譲歩をおこなっている」と批判しています。 また、土地改良区では、施設の更新のための事業が進められているなか、「主食用米を7万8400トン輸入し、コメ過剰の現状で米価の暴落にいっそう拍車をかけ、生産現場は、不安と怒りが広がっている」と述べています。 提案者の竹尾さんは、「米価暴落でたいへんななかで、TPPなど考えられない。30日には、この決議をもって、地元選出の国会議員を訪問しました。なんとしても批准を阻止したい」と話しています。
“TPPと日本の農業”テーマに
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[2016年5月]
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