合同で宮城復興支援活動
農民連・ふるさとネット
東京土建板橋支部
東松島 公営住宅・仮設住宅で
焼きそばなど炊き出し
包丁研ぎ・椅子づくり
農民連は東京土建板橋支部と合同で復興支援活動を4月15、16の両日、宮城県東松島市で行いました。東京からは農民連本部からの2人を含む、総勢24人が参加、地元の宮城農民連とともに取り組みました。
土建板橋支部のみなさんは今回が15回目の支援活動となります。
14日はJR仙石線、陸前小野駅近くの、災害公営住宅で豚汁、焼きそば、フランクフルトの炊き出しと包丁研ぎを行い、椅子などを住民に提供しました。
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手作りベンチを贈りました |
また15日は県災対連に合流し、矢本運動公園仮設住宅で、焼きそばの炊き出しと包丁研ぎ、椅子作りを行いました。この日の行動には山形県の庄内産直センターも参加。豚汁の炊き出しを行いました。
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炊き出しで笑顔に。快く署名も応じてくれました |
また、2日間ともに全国から寄せられた米と北海道のタマネギ、愛知のキャベツなどが被災者に配布されました。
被災者らの呼びかけで
熊本地震の支援募金も
「自分たちも助けてもらったのだから人ごとじゃない。何かできることがしたい」という被災者からの呼びかけで急きょ熊本地震の支援募金も行いました。2日間で3万3024円の募金が集まりました。
仮設住宅で5年目を迎えた阿倍ふみこさん(86)は「息子が自宅再建のためがんばっているがめどは立っていない」と話します。「こうやってみんなと会えると楽しいけど、熊本の人たちは大変だろう」と心配していました。
今回の行動には板橋区議の山内えりさん(日本共産党)と友人の中根玲子さんが初参加。中根さんは「一番大変な時に来られずに少し罪悪感がありましたが、いろいろな人の笑顔に逆に励まされました。本当に来てよかったです」と感想を述べていました。
(新聞「農民」2016.5.2付)
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