憲法守れ 安倍政権退陣
5・3憲法集会
野党4党、野党連合へ決意
東京 防災公園に5万人
憲法記念日の5月3日、さまざまな団体で構成された実行委員会が主催した憲法集会が東京臨海広域防災公園で開かれ、約5万人が参加しました。
ゲストあいさつでは、参院選での野党統一候補への期待の言葉が語られました。法政大学の山口二郎教授は、野党連合には「大義名分がある」と発言。辺野古基金共同代表、有機農家の菅原文子さんは、今の憲法には、市民の権利が余すところなく書かれていることを示し、野党連合には「奥行きがある」と述べました。
政党あいさつでは、民進党の岡田克也代表、日本共産党の志位和夫委員長、社民党の吉田忠智党首、生活の党の小沢一郎代表が、野党連合への決意を述べ、手を取り合って声援に応えていました。
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声援に応える(右から)小沢、吉田、志位、岡田の各氏 |
リレートークでは、各分野の代表が発言。TPPでは、日本消費者連盟の纐纈美千世さんが、「安全な食べものを得る権利は、幸福追求権、生きる権利そのもの。食の安全を壊すTPPは許せない」と訴えました。
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みんなでいっせいにパネルを掲げました |
出店エリアでは、農民連青年部が、埼玉のミニトマト、福島の甘酒、長野のリンゴジュースを提供し、参加者ののどを潤しました。
最後に2コースに分かれてパレードを行い、「安倍政権は退陣」「憲法を守れ」とアピールしました。
(新聞「農民」2016.5.16付)
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