農のこころ丸山美沙夫
春耕や八十路忘れて弾みつく 仁科美代子 俳誌『みすゞ』から。高齢になると鍬使いの畑仕事は大変であるが、この姿には驚かされる。健康さと共に、農に勤しむ喜びと逞しさが溢れているからだ。えいえいと農家を支えてきた人たちは、きびしい時代の中にあっても農地と食を守りたい。自分で栽培した物を食べてもらいたいのだ。婆たちの力づよさそこに。
(新聞「農民」2016.5.2付)
|
[2016年5月]
農民運動全国連合会(略称:農民連)
本サイト掲載の記事、写真等の無断転載を禁じます。
〒173-0025
東京都板橋区熊野町47-11
社医研センター2階
TEL (03)5966-2224
Copyright(c)1998-2016, 農民運動全国連合会