TPP審議より震災復興に全力尽くせ廃案までたたかい抜こう食健連と中央社保協 4日間連続座り込み
衆議院TPP特別委員会での審議がヤマ場を迎えた4月19から22日の4日間、全国食健連(国民の食糧と健康を守る運動全国連絡会)と中央社保協(中央社会保障推進協議会)は、国会議員会館前での4日間連続での座り込み行動に取り組みました。 農家は種まきなど農繁期が始まっていますが、座り込みには、北は青森、南は福岡県など全国の農民連から代表者が日程を調整して参加。また、全労連、国公労連、自治労連、生協労連など全国食健連の加盟団体の代表者も連日、座り込みに加わりました。
農民連の白石淳一会長は、「稲の種まきを大急ぎで終えて、ここに駆けつけた。TPP法案は継続審議と言われているが、これは私たちの運動と世論に押されて、先延ばしせざるをえないところまで追い込んでいるということだ。廃案までたたかい抜こう」と、呼びかけました。 中央社保協の山口一秀中央執行委員は、「国民皆保険を根本から崩し、国民の健康と命を大企業のもうけの対象にしようというのがTPPだ。大地震で多くの命が危機にさらされているいま、内容を国民に隠したまま、TPP協定の批准を強行するのではなく、まず震災対策にこそ全力をあげるべきだ」と、訴えました。
TPP阻止トラック・ダンプパレードG7農相会合向け 新潟県民共闘会議が対抗行動5月の伊勢志摩サミット首脳会合に向けたG7新潟農業大臣会合が4月23、24の両日に新潟市で開催されたのにともない、TPP参加阻止新潟県民共闘会議は対抗行動を行いました。23日は、街頭でのリレートークと軽トラデモ、遺伝子組み換え食品・作物の問題点を告発した映画「遺伝子組み換えルーレット」の上映学習会で市民に、「TPPストップ」をアピールしました。
24日もトラック・ダンプパレードと街頭宣伝署名に取り組み、ビラ配布などを行いました。
(新聞「農民」2016.5.2付)
|
[2016年5月]
農民運動全国連合会(略称:農民連)
本サイト掲載の記事、写真等の無断転載を禁じます。
〒173-0025
東京都板橋区熊野町47-11
社医研センター2階
TEL (03)5966-2224
Copyright(c)1998-2016, 農民運動全国連合会