「農民」記事データベース20160530-1215-11

旬の味


 5月に入り若葉の色が一段と濃くなり、日差しも強く春本番を迎えました。桃・梨・りんご等の果樹園は摘果作業に追われ、田植えは最盛期で農家は多忙なときを迎えています▼先般、福島県中央会・各単協に対し、「TPP協定を批准させないことを求める請願」について県食健連として申し入れを行いました。各農業団体は、TPP協定の全容が判明しておらず、全中が条件闘争に方針を変えたことに「理解できない」と不満が募っています。中央と違って、TPP協定阻止のため地方から運動を進めていくことが急務であることを感じました▼熊本地方を震源とする地震はいつまで続くのでしょうか。度重なる地震による建物崩壊・損壊・土砂崩れなど、これらの恐怖が心身とも疲れ果てた人々に追い打ちをかけています▼日本は活断層の上に暮らしているのだから、「いつどこで地震が起きてもおかしくない」と覚悟はしておかなければと思います。早く地下の変動が鎮まってほしいと祈らずにはいられません。

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(新聞「農民」2016.5.30付)
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2016年5月

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