1999年10月
■1999年10月25日(第425号)
- 許せない悪徳商法第2弾/波紋ひろがるニセ“新米”追求
- 農家には豊作だといって、生産者米価を昨年より2,000円も安く買いたたき、消費者には、新米と偽って“古米ゾロゾ口”ニセ表示米を売りつける。こんな悪徳商法を追及した本紙(9月27日号)は、各地で大きな反響を呼んでいます。
- 米投げ売り反対緊急集会
- 北海道の空知中央農民組合は9月29日、岩見沢市の峰延農協倉庫前で「米の投げ売りをやめさせる緊急集会」を開きました。
- 食品分析センター募金者
- 1999年10月9日〜15日まで到着分
- 長野・栄村を訪問/労・農の若い仲間が交流
- 農民連青年部と全農林東京地本青年部の初めての交流会が10月8、9日、長野県栄村で開かれました。
- みごとに波打つ白い穂
- 各地で稲刈りツアーなどが取り組まれています。
- 東海村・臨界事故被害2億7600万円
- 東海村で起きた臨界事故で、茨城県産農産物が、東京の市場で大きな影響を受けました。
- 自然の中での農業体験は最高
- ユース・アグリ・クラブ(YAC)がとりくむ農業ボランティアが、たいへん好評です。福島、群馬、千葉に行った3人の学生から感想が届きましたので紹介します。
- 農民連が推薦する『遺伝子組み換え食品』関連の本
- 「遺伝子組み換え」関連本のなかから、食料の安全確保、自然環境を守る立場から書かれた次の本を推薦します。
■1999年10月18日(第424号)
- 臨界事故/原子力行政、根本見直しを
- 茨城県東海村の核燃料工場の臨界事故によって茨城県産の農産物に風評被害が広がっている問題で、農民連と茨城県連は10月5日、農水省、科学技術庁に、事実の徹底究明と補償を求めて要請を行いました。
- 来春は非遺伝子組み換え種子で作付けを
- 日本の消費者16団体は10月6日、米国生産者団体と農産物関連企業にたいし、輸出市場の需要に見合った非遺伝子組み換えのコーン、大豆、ワタ、ジャガイモ、ナタネの生産と分離貯蔵・輸送を要請する公開文書を発表しました。
- 第12回大会をめざし、班・支部を軸にした運動をすすめよう
- 1999年10月2日 農民連第5回常任委員会
- 食品分析センター募金者
- 1999年10月2日〜8日まで到着分
- 明治乳業の職場の実態告発/すさまじい差別・人権侵害
- 明治乳業の「争議の全面解決をめざす10・6中央総決起集会」が10月6日、東京・千代田区公会堂で開かれました。
- 99グリーンウエーブ、各地で行動スタート
- 99秋のグリーンウエーブ「食と農、地域経済を守る『全国一斉共同行動』」が10月2日、香川からスタートしました。
- 火電と梅枯れの原因究明
- 日本科学者会議公害環境問題研究委員会主催の火電・梅枯れ問題シンポジウムが9月25日、和歌山県田辺市で開かれました。
- 続・我田青春/第4話
- 稲刈って描いた18歳の夢
- 山深い飛騨・清見村で酪農の“理想郷”を求めて30年
- 厳しい酪農情勢のもとでも、改良に改良を重ねて健康な良い牛を自家生産し、粗飼料も自給して立派に酪農経営を成り立たせている高山農民組合長の田中正夫さん一家。
- 連載/これだけは知っておきたい介護保険(6・最終回)
- 改善を求める運動を起こそう
■1999年10月11日(第423号)
- 遺伝子組み換え食品分析機器が始動
- 農民連食品分析センターでは9月17日、念願の遺伝子組み換え分析装置一式を導入。23日からはPCR法(ポリメラーゼ連鎖法)に基づく農作物、食品の分析検査をスタートさせました。
- 99年産米の暴落・売れ残り、崩れた小手先の「政治操作」
- 9月28日の第3回自主流通米入札を前に、自民党と政府が必死で「政治的アナウンス」を繰り返したにもかかわらず、結果は見るも無残です。
- 食健連全国代表者・活動者会議、グリーンウエーブ行動の攻勢的活動展開へ
- 9月26〜27日に開かれた全国食健連・99年度全国代表者・活動者会議は、今年のグリーンウエーブ行動を、文字通り“攻勢的に”とりくむ意思統一をしました。
- 富山では農民連と食健連代表が“米投げ売り”で県中と懇談しました。
- 国民の声を締め出し、議会制民主主義の根幹を踏みにじる衆議院比例定数の削減に反対する
- 10月2日、農民連は衆議院比例定数の削減に反対する声明を発表しました。
- 手作り郷土食レストラン「アトリエ四季」評判記
- 新潟市の市役所や裁判所、ビルの立ち並ぶオフィス街で、手作り郷土食の店「アトリエ四季」の旬の家庭料理が、OLやサラリーマンの人気を呼んでいます。
- 名古屋港・輸入食品見学のべ352回/参加者5年で2万人に迫る
- 名古屋港への輸入食品の見学・学習会がこの8月、1万9000人を越え、2万人に迫る勢いです。
- 東海・北陸ワイド版
- 新潟、富山、石川、福井、静岡、愛知、三重、岐阜のワイド版です。
- 読者が作るページ
- 米の投げ売りとは何事か!
- 台風18号のツメ跡無惨
- 台風18号は9月24日、熊本県に上陸後、九州から東北にかけて35府県に大きな被害をもたらしました。直撃を受けた熊本県大矢野町にある大矢野有機農産物供給センターの青山司さんから現地リポートが寄せられました。
- 青森県でもリンゴ落下の被害をもたらしました。
- 豪雪の山里で「野鳥こけし」づくりに励む
- “野鳥こけし”づくりに励む見事な農家の主婦の技。新潟県松之山町を訪ねました。
- 連載/これだけは知っておきたい介護保険(5)
- 介護保険制度――政府のねらいは?
■1999年10月4日(第422号)
- 農民連、「市場まつり」に初参加
- 「都民のための野菜天国・果物王国まつり'99 北足立市場まつり」が9月19日に東京都足立区の同市場の特設会場で、1万人を超える消費者が参加して盛大に開かれました。
- 食品大手各社、「非遺伝子組み換え」へ走る
- 遺伝子組み換え食品の表示義務化を、農水省が2001年4月から実施するとの方針を打ち出していらい、食品メーカーの間では、輸入原料を非組み換えものに切り換える動きが急速に広がっています。
- 農水省の「米需給安定対策」の大ウソ
- 農水省は9月22日「米の緊急需要安定対策」を公表し、当初の“新米1俵600円で投げ売り”構想に対する全国の強い反発を前に、厚化粧をほどこしながら、悪政を貫くことを宣言しました。
- 茨城全県でキャラバン行動、介護保険の充実訴え
- 茨城では9月13、14、16、17日の4日間にわたって「介護保険の充実を求める全県キャラバン」を実施しました。
- 税務調査、立会い拒否に反発
- 税務調査に第三者の立ち会いを認めない強硬な態度をとっている茨城県下館税務署に対し、県西農民センターは8月31日、「納税者の権利を守れ」と税務署を訪ね、要請しました。
青森では、「お尋ね」に強制力はないと税務署側に明言させました。
- 分析センター募金者氏名
- 99年9月18日〜24日まで到着分
- 愛媛・野村町にみる(下)/“四つの宝”で町おこしだ
- 過疎・高齢化のなか農業守る自治体農政
- 4年越しの区画整理反対運動、町が「事実上断念」へ
- 神奈川県愛川町の「みんなでめざす町づくりの会」は、4年間にわたる粘り強い運動に取り組み、同町の進めていた農地を含む土地区画整理事業を事実上、断念させました。
- 私たち、醤づくりに挑戦しました!
- 茨城県連女性部ゆいの会は9月16日、「本物をお客さまに」と昔造りの醤油創り一筋「沼屋本店」をつくば市に訪ね、醤(ひしお)づくりに挑戦しました。
- 連載/これだけは知っておきたい介護保険(4)
- 利用できる介護サービスの内容
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