東海・北陸ワイド版(7)三 重
食糧とコメで議論沸騰県革新懇の世話人会九月十三日、津市市内で三重県革新懇の拡大世話人会が開催され、大学教授、元高校教師、商工業者、医者、青年、労働者、地域・職場革新懇の代表など多彩な顔ぶれが参加しました。この日のテーマは、食糧・コメの問題。冒頭に三重県農民連の川辺事務局長が問題提起を行い、米が一俵六百円、ラーメン一杯程度で家畜のエサ用に「処理」されようとしていることなどを話しました。 討論では、「初めて農業、農村の実態を聞いた」「WTO協定が日本の農業をだめにしている。WTO協定は改定させなければ」「外米を輸入して、農家に米を作らせないのは許せない」などの質問・意見が沸騰しました。 川辺事務局長はこれに答えて、農民連は「ものを作ってこそ農民」を合言葉に、産直運動や学校給食、卸売市場問題に取り組んでいることを紹介しました。 参加した人からは「農民連のように自ら悪政と対決し、要求実現している話しこそ、革新懇運動にとって大切だと思った」という感想が出されました。
(三重農民連・川辺仁造/新聞「農民」1999.10.11付)
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