東海・北陸ワイド版(4)福 井
新しい時代にふさわしく福井県連はいま力強く活動開始九月十六日、福井県農民連では武生市内で、長野県で開催された九九年農民連全国研究交流集会の報告会を開きました。県内各地から十数人が参加しました。全国研究交流集会に参加した玉村正夫さんからは、「みんなが”寄り合い”で話し合って、納得し、やる気になってこそ大きな力を発揮する。新しい時代にふさわしい、新しい組織に作りかえる努力が求められている」との小林代表常任委員のあいさつの内容などが報告されました。 参加した大規模農家の読者からは「米価の大幅な値下げでたいへん困っている。農協は頼りにならない。農政批判も大切だが、農民連が農家の利益に直接つながることもやらなければ」という声が出されたり、また組合員からも「県内の大規模稲作農家に集まってもらって、懇談会をやったらどうか」などの意見も出されました。そして、十月中に農民連本部から講師を呼んで「米問題学習会」を開くことを決めました。 これまで“鳴かず飛ばず”の福井県農民連は、一月の農民連全国大会以来、徐々に運動を前進させています。三月には税金学習会を開き、二日間で三十数人の農民が参加。四部の新聞「農民」が増えました。 また、七月に新潟県で開かれた北陸ブロック『テキスト』学習会には、福井県からも四人が参加。「一俵六百円」問題で県内各農協への申し入れや二千枚のビラの配付を行い、このなかで一つの単位農協が団体請願署名に応じてくれました。
(福井県連・玉村正夫/新聞「農民」1999.10.11付)
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