遺伝子組み換え食品分析機器が始動全国からの熱い期待と募金に応えて
「自然の恵みをそのまま食べ続けたい! 取り返しのつかなくなる前に、どうぞよろしくお願いします」(東京・小金井市 主婦) 「小額ですが役立ててください。遺伝子組み換え食品は買いたくありません。日本農業をまもって子孫が安心して生活できる国にしたい」(横浜市 女性) 「食の安全は最重要課題のひとつです。一日も早くPCR法分析機器の装備と稼動を願って、カンパ目標の二千分の一を拠出します」(狛江市 年金者男性) 「遺伝子組み換え食品いらないキャンペーンの会議で知りました。募金させていただきます。なお友人らにすすめたいので募金用紙を5部程送ってください」(府中市 大学教授) 「遺伝子組み換え食品の不安は農家にも伝わってきています。政府の輸入食品に対する無策を農民連分析センターで追及するために頑張ってください」(新潟・ふじの木農場)
農民連食品分析センターが遺伝子組み換え食品分析機器の購入を訴えた「二千万円募金」には、連日、全国から熱い期待の言葉とともに募金が続々と寄せられています。 分析作業は、これまで大学や民間の研究所で植物の遺伝子組み換え実験や分析を行ってきた農の会会員・理学博士杉田史朗さんの応援をえて始めています。
まず国産のトウモロコシ、大豆と組み換え作物の原材料の遺伝子検出を実施。実験第一号は、98年産兵庫県産のトウモロコシが遺伝子組み換えされているかどうか、PCR法で増幅して分析しました。その結果、トウモロコシが共通してもつDNAだけが増幅され、遺伝子組み換えしていないことが確認されました。 また、分析センターでは、インチキ新米やブレンド米が横行しているとき、DNA検査による外米や銘柄米の分析も出来るようにしたいとしています。
食品分析センター募金者氏名(敬称略)(北海道)多賀路子、白糠町農民組合(青森)高谷修、弘前民主商工会、須郷時男 (秋田)羽澤一 (岩手)堂前貢 (群馬)青木茂代次、根岸敏夫 (茨城)角田光司、鈴木昭三、深沢冷子、宇田貴子 (埼玉)小林進、高田公子、新婦人飯能支部真壁和江 (千葉)古田玲子、阿部一成、寺本幸一、伊藤秀雄、須合英一、山崎光、今井睦子、柱由ふじえ、栗源町農民組合、金坂富士雄 (東京)桐生陽子、鈴木初江、斉藤弥生、小山アイ子、岩崎登美子、宮本和人、新婦人中野支部弥生班産直小組、芹沢貞子、長沢妙子、熊谷千枝子、飯塚日出子、上山興士、十河英侑、小林秀雄、武藤幸子、新婦人小平支部仲ま班石原清乃、大牧純子、菊地公子、嘉陽真樹子、新婦人杉並支部さざんか班岩崎友子、佐々木勝代 (神奈川)相原美智、森久保和子、関口登美子、小山三恵、田島敏子、荒井澄江、清水敏子、辻美代子、上條明美、河内美恵子、松本博美、楠見早苗、高橋マス子、新谷忠徳、いちょうの会、六岡翠、藤本英一、渡辺汎子、相野谷たか子、八幡温子 (静岡)米高よし子、大川恵子、河西孝子、高畑浩子、安間利信、大川原裕子、大石すみ江 (愛知)中野昌尚、平林良一、武井喜代子 (岐阜)古田靖、河茂農民組合 (新潟)熊田三代枝、町田拡、五十嵐雅子、木場智子 (石川)石川民医連城北病院河野晃・寺井病院山本悟、本東信子、佐村木喜美子、寺田豊歳 (奈良)堀内富美子 (京都)村田幸子、中村正道 (大阪)大阪産直センター、川端長、北野元一、野中富貴雄 (兵庫)宝塚支部マーガレット班(岩下節子・山口ちあき・菊池悦子)・アイリス班永井喜代子・あざみ班片岡登志子、菅原久子、服部多眞子、中島勝代、青木うめ子、川瀬睦子、土谷廣子、垂水桂子 (岡山)新婦人高梁支部わらび班、倉敷支部紅ばら班・もみじ班、水島支部乙女A班、児島支部つばさ三村班・わたげ渡辺班、農民連備北ブロック (広島)西田忠明 (島根)猪股実堂 (愛媛)竹中隆 (宮崎)村尻勝信 (1999年9月25日〜10月1日まで到着分)
(新聞「農民」1999.10.11付)
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[1999年10月]
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