「農民」記事データベース991011-423-07

東海・北陸ワイド版(1)

新 潟


米産直の消費者に味噌の特別サービス

にいがた産直センター

 農民連にいがた産直センターでは、数年前から米産直の前進と加工品の普及をかねて、米産直の代金前納者に対して二%相当分の「味噌」を特別サービス品として送っています。

 下越センター女性部「菜の花会」栽培の大豆を使用した手作り味噌は、安全でおいしいとサービス品で味を知った人も多く、年々特別注文も増えて、毎年足りないほどの大好評。
 とくに今年は、米の暴落で米産直の価格も下げるかどうか新婦人とも相談し、経営と生活の安定をめざした産直の基本を守っていこうと確認しあいました。

 そして今年度は、価格を引き下げないかわりに、六十キロ以上の年間契約者には農民連特製の新しいサービス品として、十二月に豆餅、一月、二月にはセンター栽培の大豆を使用した豆腐を送ることになっています。県外の契約者には、センターが老舗しょうゆ会社に委託して仕込んでいる純国産の大豆、小麦使用の高級しょうゆを送ります。
 センターでは多様な産直の力になるように取り組みを強めています。

(新潟県連・和田忠敏)


秋を告げる「他門の神楽」

 二百四十年余の伝統をもつ「他門の神楽」が九月七・八日、豊栄市葛塚まつりで悪魔祓いを舞った。
 八日、新潟県連・下越センター事務所のある地元、一行が葛塚町内を一軒一軒回り、子供衆が囃子方の合図で「水原から葛塚へ…」と一七六一年、四年余りの水原代官所への開市の官許となった喜びの口上を述べて舞う。
(松井三男)

(新聞「農民」1999.10.11付)
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