2023年3月
■2023年3月27日(第1546号)
- 大手乳業メーカーは生産者乳価を引き上げよ
- いま、生産者の代表(指定生乳生産者団体)と乳業メーカーとで、今年6月(または7月)以降の乳価を決める乳価交渉が行われており、酪農危機打開の焦点になっています。
- 国は酪農危機に対策を!
- 「なんてったって!伝統食の会」は3月14日、酪農・畜産危機の現状を学ぼうと、神奈川県茅ケ崎市の〓田牧場を訪れ見学しました。
- 納税者憲章、先進国でないのは日本だけ!
- 54回目となる重税反対各界代表者会議が3月13日、東京・国会議員会館で開催されました。
- いわき市民訴訟仙台高裁が判決
- 福島県のいわき市民1500人以上が、国と東京電力(東電)を被告として福島第一原発事故の法的責任を追及するためにたたかっている「ノーモア・フクシマいわき市民訴訟(いわき市民訴訟)」の控訴審判決が3月10日に仙台高等裁判所で言い渡されました。
- 平和でまっとうな政治を!
- 3月15日、定例の国会前行動が行われ「くらしと地域を壊す大軍拡・大増税予算NO!国民本位の予算組み換えをおこなえ!」と170人が集まりました(写真)。主催は国民大運動実行委員会など。
- 農のこころ
- 麦青む日の早く来よウクライナ
- 本の紹介/島村菜津著「シチリアの奇跡」マフィアからエシカルへ 新潮新書
- 映画「ゴッドファーザー」が象徴する“マフィアの島”が、今やオーガニックとエシカル(倫理的)消費の最先端へ――。みかじめ料不払い運動に反マフィア観光ツアー、有名ピザ屋が恐喝者を取り押さえ、押収された土地は人気の有機ワイン農場に姿を変えた!
- 遺伝子組み換えもゲノム編集もない世界をつくろう!
- 「遺伝子組み換え食品いらない!キャンペーン」は2月25日、遺伝子組み換え(GM)・ゲノム編集食品・生物を拒否する第17回GMOフリーゾーン運動全国交流集会をオンラインと会場(都内)併用で開きました。今回のテーマは、「遺伝子組み換えもゲノム編集もない世界をつくろう〜大消費地・東京から」です。
- 旬の味
- 春らしくなり桜もつぼみが膨らみつつある。わが家の春一番は「つわぶき」。指先が真っ黒になって皮をはぎ、アクを抜き、まずは酢の物に、次は煮物、巻きずしの具にも入れるあの食感とにおいがたまらない
■2023年3月20日(第1545号)
- ミサイルよりもミルクを!
- 「日本から酪農・畜産の灯を消すな!」のインターネット署名が1万8000人を超えるなど、運動が国民的に広がっています。
- 酪農畜産危機で審議展開
- 3月8日に衆院農水委員会を終日傍聴しました。今国会での農水委員会の本格的論戦のスタートです。委員会に向け、2・14酪農・畜産院内集会を共催した農民連など4団体は、6日から衆参の全農水委員61人に陳情書を届ける緊急行動を行いました。
- 大軍拡より命・暮らし第一に
- 2023年国際女性デー中央大会が3月8日に東京・一ツ橋ホールで4年ぶりに対面で開催されました。今年のスローガンは、「大軍拡より、いのち・くらし第一に かえるな憲法 核兵器禁止条約への参加を 世界の女性と手をつなぎ、平和・ジェンダー平等へ」。
- 4年ぶりに原発ゼロ集会
- 原発をなくす全国連絡会は3月4日、4年ぶりとなる「福島を忘れない 原発推進をゆるすな 原発ゼロ集会」とデモを開催。福島からも10人以上が駆けつけ、約500人が参加しました。
- 被災69年3・1ビキニデー
- マーシャル諸島・ビキニ環礁でアメリカの水爆実験・ブラボー作戦による死の灰を浴び、第五福竜丸をはじめ1000隻以上の漁船が被爆したビキニ事件から69年目。
- 農のこころ
- 種袋振る賑やかに生命の音
- 国内で開発進む魚類のゲノム編集/大量生産・大量消費がゲノム編集開発を後押し
- 特定の遺伝子を壊す新しい技術、ゲノム編集を使って食品や動植物の開発・実用化が矢継ぎ早に進められているなか、日本で実際に流通しているゲノム編集食品は、トマトと魚類のマダイ、トラフグです。今回は、ゲノム編集魚の流通の実態と問題点を取り上げます。
- ふるさと納税返礼品から取り下げて!!
- リージョナルフィッシュ社はゲノム編集フグを「22世紀ふぐ」という名称で販売を開始し、養殖をしている京都府宮津市ではふるさと納税返礼品になっています。
- 農業と暮らし守る政治へ、地方から(1/4)/(2/4)/(3/4)/(4/4)
- コロナ禍やウクライナ危機などで農業が危機に立たされています。学校給食、肥料・資材高騰、酪農・畜産危機、消費税増税に伴うインボイス(適格請求書等保存方式)問題などで、住民の運動により地方自治体が住民の負担を軽減する施策を実施し、それが国政を動かす力になっています。各分野の施策と運動を紹介します。
- 新婦人県本部と農民連が産直協議
- 埼玉では、2020年4月から毎月1回、新日本婦人の会県本部と埼玉農民連との産直協議会を欠かさず開催してきました。
- 米・麦など種子の生産状況を全都道府県にアンケート調査
- 「たねと食とひと@フォーラム」は2022年5月に実施した22年度都道府県の主要農作物等種子生産状況に関するアンケート調査の結果を発表しました。今年度も全自治体が回答しました。
- 牛乳でつながる地域の拠点づくりへ新たな挑戦
- 福島市郊外の佐原(さばら)地区に佐々木牧場はあります。親牛20頭、子牛10頭を飼育し、家族経営で親子二代、64年続く牧場です。直接牛乳を製造し販売するこの牧場で、2016年にカフェを開いた国府田(こうだ)純さんに話を聞きました。
- 農家のための税金コーナー(35)
- 確定申告が法定期限内(3月15日まで)に間に合わなかったり忘れたりした場合、なるべく早く申告しましょう。
- 川上敬二郎監督初ドキュメンタリー映画「サステナ・ファーム トキと1%」
- あなたの街でもミツバチやトンボが減った?
- なんてったって!伝統食
- 寒い冬から抜け出して、少しずつ暖かさを感じる3月。新入生、新社会人を迎える4月。ちょっとだけお祝いの気持ちを表す料理を作りたい気分になります。
- 軍拡反対のぼりできました/イラスト
- 岸田政権が大軍拡へと暴走し始めました。「戦争する国づくり反対」の声を強め、内閣打倒のたたかいを進めましょう。
- 旬の味
- 小麦づくりを始める前から感じていた保護者世代の学校給食への関心の高さは今、「オーガニック給食を求める運動」として全国各地で取り組まれています
■2023年3月13日(第1544号)
- 国民の食料を守る農政へ/春闘中央集会
- 国民の食糧と健康を守る運動全国連絡会(全国食健連)は3月2日、「23国民春闘勝利!中央総決起行動」の一環として、国会議員会館で「家族農業を守り、食料自給率の向上を求める請願」署名提出の院内集会を行いました。
- 原発推進許すな
- 福島第一原発事故から12年を迎える3月4日、原発をなくす全国連絡会は4年ぶりに「福島を忘れない 原発推進を許さない 原発ゼロ集会」とデモを行い、約500人が参加しました。
- 安倍改憲くい止めたのは署名と対話の力
- 昨年8月の農民連夏のオンライン学習会で基調講演を行った石川康宏・神戸女学院大学名誉教授から寄せられた署名の取り組みへの激励メッセージを紹介します。
- 税務相談への介入やめよ 自主申告運動を守ろう
- 税理士法改定による納税者が行う税務相談に国が介入できる規定(税務相談停止命令制度)の創設を許さないなど、自主申告運動の擁護・発展をめざす国会行動が2月22日、参議院議員会館で行われました。
- インボイス中止、消費税減税
軍事費よりも社会保障の拡充を
- 消費税廃止各界連絡会は2月24日、東京・新宿駅南口で中央社会保障推進協議会と共同で宣伝を行いました。約10団体から30人が参加し、消費税引き下げとインボイス(適格請求書)制度中止、社会保障の充実を、行きかう人に訴えました。
- 大軍拡、健康保険証廃止を許さないたたかいを/G7に問う グローバルな食料安全保障と健康で持続可能な「食と農」
- 国民大運動実行委員会など3団体は3月1日、定例の国会行動を行い、70人が参加しました。
- 農のこころ
- 春一番納屋を叩いて農機覚む
- 産直、生産、フードバンク…
- 岐阜県農民連は2月13日、岐阜市内で第24回総会を開き、4つの農民組合から15人が参加しました。ここ3年ほど文書総会としてきた総会を、久しぶりの実参加で開き、各農民組合の取り組みや、それぞれの経営についての報告を中心に議事を進めました。
- 農家のための税金コーナー(34)
- 農民連の会員は3・13重税反対全国統一行動で、消費税の申告も済ませた方が多いと思います。
- 循環型農業を実践する産直運動
- 第52回日本農業賞(主催・全国農業協同組合中央会、都道府県農協中央会、NHK)集団組織の部で埼玉産直センター(埼玉県深谷市)が優秀賞を受賞しました。受賞の主な理由は「生ごみなどを集めて自ら有機肥料を作り、それを組合員が利用するという循環型農業を実践。また安定的な販売ルートの確保や地域づくり」が評価されました。同センターが取り組んでいる「土づくり」「地域づくり」について、代表理事の山口一郎さんに話を聞きました。
- 旬の味
- ピンポーン! 家に訪ねてきたのは取引先の製紙会社の方。3月にまた製紙・段ボールの原紙の値上げをするという。20%の改定幅。その数字の高さに愕然(がくぜん)とした
■2023年3月6日(第1543号)
- 米と牛乳のミニマム・アクセス カレント・アクセスを問う
- 1月30日、主食用のSBS(売買同時入札)輸入米入札で、アメリカ産うるち米(玄米短粒種)が1俵(60キロ)なんと3万円(2万9988円)で落札されました。国産米相対取引価格(1万2889円)の2・3倍、千葉ふさこがねの約3倍(いずれも消費税別、(1))。
- 防衛増税ストップ!! インボイスの中止を
- 全国中小業者団体連絡会(全中連)は2月19日、「防衛増税ストップ!営業と暮らし、命を守れ 2・19日比谷集会」を東京・日比谷野外音楽堂で開催し1000人が集結。インボイス制度(適格請求書等保存制度)の中止や自主申告を守れと訴えました。
- 軍拡より平和・暮らし守れ
- 「軍拡やめて、いのちと暮らし守れ!」―。2月19日、国会前に1300人の市民が集まり声を上げました(写真)。主催は総がかり実行委員会など。
- 農のこころ
- 畦川の水動き初む蕗の薹
- 安心・安全な農産物を学校給食に
- 大阪農民連・阪南支部協議会(山下博会長)は2月12日、泉佐野市内で「有機栽培と学校給食を考える」農家と消費者の学習交流会を「かしはらオーガニック」代表の山尾吉史さん(66)を迎えて開催しました。
- 農家のための税金コーナー(33)
- 今年の重税反対統一行動は3月13日を中心に行われます。早めの申告の準備を心がけましょう。
- 「原発ゼロ集中WEEK」呼びかけ
- 農民連も加盟する原発をなくす全国連絡会は1月25日の総会で3月4〜19日を、「岸田政権の原発推進政策反対! 原発事故処理水の海洋放出を許すな! 原発ゼロ集中WEEK(ウイーク)」と位置づけ、全国各地での行動を呼びかけました。
- 地域の助け合いの真ん中に農民連あり
- 全国で担い手不足に悩んでいる組織が少なくありません。30年前から全国に向けてパイン(パイナップル)産直を切り開いてきた沖縄県農民連東(ひがし)支部も同様の悩みを抱えていました。
- 軍拡より国産ミルク/イラスト
- 陸上自衛隊・矢臼別演習場をかかえる北海道別海町で月2回、反戦・平和のスタンディングを行っています。
- 旬の味
- 2月14日の「酪農・畜産の危機は国民の“食”の危機! 日本から畜産の灯を消すな」院内集会に参加してきました。直接酪農家の叫びを聞き、より自分事としてとらえることができるようになりました
|