大軍拡より命・暮らし第一に
「ミサイルよりミルクを」
農民連女性部も発言
3・8国際女性デー
2023年国際女性デー中央大会が3月8日に東京・一ツ橋ホールで4年ぶりに対面で開催されました。今年のスローガンは、「大軍拡より、いのち・くらし第一に かえるな憲法 核兵器禁止条約への参加を 世界の女性と手をつなぎ、平和・ジェンダー平等へ」。
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平和・ジェンダー平等の社会を訴えました |
実行委員会を代表して日本婦人団体連合会会長の柴田真佐子さんがあいさつし、「岸田政権の大軍拡路線は重大な憲法違反。平和であってこそ、女性の人権も守られる。世界の女性と連帯し、誰もが自分らしく生きられる平和・ジェンダー平等社会を実現しよう」と訴えました。
1923年に日本で初めて女性集会が開かれてから100年を迎えることを記念して、女性運動研究の第一人者の伊藤セツさん(昭和女子大学名誉教授)が講演。平和と平等を求め、たたかい続けてきた世界の女性たちの運動を振り返り、「今はこうして集会もできる。岸田政権の暴走を阻止しましょう」と、力強くよびかけました。
交流と連帯の広場では、農民連女性部も動画で、酪農・畜産農家の危機などを紹介し「ミサイルよりミルクを! 国内で食料を増産する政策に転換を!」とアピールしました。
集会に先立ってパレードも行われ、銀座を200人が行進しました。
(新聞「農民」2023.3.20付)
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