「農民」記事データベース20230320-1545-20

旬の味


 小麦づくりを始める前から感じていた保護者世代の学校給食への関心の高さは今、「オーガニック給食を求める運動」として全国各地で取り組まれています▼和歌山県内の新婦人も、唯一中学校の全員給食がない和歌山市で、「自校方式の中学校給食を求める要請署名」に共同で行い、伊都支部では、「橋本市も給食費を無償にしてほしい」という保護者の声を聞き、他団体とともに3カ月で5000人分の署名を集めて市に提出▼月に1度の「学校カフェ」を実施してきた日高支部では、「給食ウォッチングに取り組もう」と次の計画をたてています。ママ会員と一緒に給食センターと懇談した西牟婁支部も初めての「給食カフェ」を2会場で開催予定です▼4月から多くの自治体で給食費の値上げが予定されている中、保護者世代だけの問題とせず、子どもの育ちや子育て世帯へのサポートを行政に求め、みんなで運動に取り組む姿勢は、当事者にとって頼もしくうれしいに違いありません。今、給食の運動がアツイ!

(澄)

(新聞「農民」2023.3.20付)
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2023年3月

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