「農民」記事データベース20230320-1545-08

ゲノム編集トラフグ

ふるさと納税返礼品から
取り下げて!!

京都・宮津

関連/国内で開発進む魚類のゲノム編集
  /大量生産・大量消費がゲノム編集開発を後押し
  /ふるさと納税返礼品から取り下げて!!


市民らが署名を市に提出

 リージョナルフィッシュ社はゲノム編集フグを「22世紀ふぐ」という名称で販売を開始し、養殖をしている京都府宮津市ではふるさと納税返礼品になっています。

 このことをきっかけに、同市の釣り船船長、井口裕子さんと、自然農に取り組む矢野めぐみさんとが市民グループ「麦のね宙(そら)ふねっとワーク」を結成しました。

 昨年4月からゲノム編集トラフグのふるさと納税返礼品の取り下げを求める署名に取り組み、市に1万661人分を提出。2月14日に「ゲノム編集魚養殖問題・現地&オンライン記者会見」を開きました。

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市に1万661人分の署名を提出しました

 井口さんと矢野さんは、「今後は市議会議員などと一緒に、ふるさと納税返礼品からゲノム編集トラフグを取り下げてもらうよう請願運動に取り組み、『ゲノム編集魚を使っていません』という地魚応援ステッカーを魚屋や居酒屋に貼ってアピールするなど地元での運動を進めながら、さらに全国に広がらないよう声をあげていきます」と表明しました。

(新聞「農民」2023.3.20付)
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2023年3月

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