平和でまっとうな政治を!
3月15日、定例の国会前行動が行われ「くらしと地域を壊す大軍拡・大増税予算NO!国民本位の予算組み換えをおこなえ!」と170人が集まりました(写真)。主催は国民大運動実行委員会など。
主催者あいさつで全日本民医連の木下興事務局次長は、岸田政権が国会審議入りを狙っている「防衛財源確保法案」について、「国立病院などの積立金やコロナ対策費の残金を流用して、5兆5000万円を確保しようとしている。国保財源として使ってきたこの積立金を軍事費にまわせば、私たちの暮らしはますます苦しくなる。統一地方選挙で自公政権とその補完勢力に審判を下そう」と呼びかけました。 航空労組連絡会の竹島昌弘事務局次長は、国内・国際線ともにコロナ前の利用者水準に戻りつつある中、ロシアのウクライナ侵攻が続き、航空機はロシア上空を飛べず、迂回(うかい)して欧州などと行き来している現状を報告。「お客さんも大変だが、パイロットや客室乗務員の労働時間が2〜3時間伸びている。私たち航空労働者は憲法9条と空の安全を守るためにたたかう。多くの人と連帯したい」と述べました。 首都圏移住労働者ユニオンの本多ミヨ子書記長は、2年前に廃案となった入管法改正法案がまた今国会に提出されている問題に言及。「難民申請が2回未認定となり、3回目を出したら強制的に国に返すことができる、という人権侵害の一番問題の部分は2年前と変更されていない。外国人や難民に対する日本人の問題としてぜひ力を貸してほしい」と述べました。 農民連の藤原麻子事務局長もスピーチし「酪農家が泣く泣く生乳を廃棄し、乳牛を淘汰(とうた)している現状で、まずは不必要な乳製品輸入を大幅に減らし、政府は牛を生かすための補助金を!」と訴えました。
(新聞「農民」2023.3.27付)
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[2023年3月]
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