2018年3月
■2018年3月26日(第1304号)
- 「支援事業」発動で農民救済を/再建費用は膨大 政府は助成せよ/救援募金振込先
- 1月から2月中旬にかけての大雪により、広範囲にわたって農業用施設や農作物に被害が出た問題で、農民連は3月12日、齋藤健農水大臣に対策を要請しました。農民連から笹渡義夫会長、吉川利明事務局長のほか、福井県の玉村正夫会長、新潟県の鶴巻純一会長、石川県の山口征男副会長らが参加しました。
- キャベツもブロッコリーも鳥やキツネに食べられて…
- 春です。それは生命の爆発!
- 消費増税反対 安倍政権打倒/改憲ストップ 核兵器なくそう 世界の女性と連帯し平和を!!
- 所得税申告の期限を控えた3月13日、第49回3・13重税反対中央各界代表者集会が国会議員会館で行われ、21団体から88人が参加しました。
- 「森友」疑惑の公文書改ざん 議会政治の根幹壊す/民主主義の大問題だ
- 戦争させない! 9条壊すな!総がかり行動実行委員会は森友問題での文書改ざんが明らかになった翌日の3月13日から、国会周辺で連続抗議行動を行っています。13日は昼と夜の2回にわたって議員会館前で抗議行動を行い、のべ2000人が参加しました。
- 農のこころ
- 剪定や低年金の風荒し
- 農家が得する税金コーナー(29)
- 2018年は、固定資産税のもとになる評価額の評価替えの年(3年に一度)です。評価額に対して審査の申し出ができるのは評価替えの年だけです。
- 安倍9条改憲NO!3000万人署名
- 全国で積極的な取り組みが進んでいる「安倍改憲NO!」3000万人署名。福島県北農民連の会員でリンゴ農家の橋本光子さん(福島市)は、これまでに約250人分を集めました。
- 長野県農民連女性部が交流会
- 2月28日、長野県安曇野市穂高有明の温泉宿「常念坊」で、長野県農民連の竹上一彦会長、菊池敏郎事務局長にも来ていただき、皆の持ち寄り料理がたくさん並ぶテーブルを囲み、12人で交流会をしました。
- 会員紙「こぶし」は私たちの宝物
- 山形県の置賜農民連女性部「こぶしの会」は2月25日、第32回総会を村山市で開催しました。
- ふるさとよもやま話
- 三重には忍者で有名な伊賀盆地もあるが、伊勢湾沿いの伊勢の地は海の幸、山の幸も豊かな温暖な地。しかも、伊勢神宮が鎮座し、“おかげまいり”で全国各地から人々が押し寄せる。争わず待っていれば向こうからもたらされるので、三重の人は優しいが進取の気概にかけ、“伊勢乞食(こじき)”と言われる。農産物は、「何でもあるが何もない」。
- 旬の味
- ぽかぽか陽気に誘われて、菜の花、こぶし、モクレンなどがいっせいに咲きはじめ、高知から桜前線がスタートしました。田んぼではトラクターが入り、種まきの準備が始まりました
■2018年3月19日(第1303号)
- 北陸豪雪 被災地を行く
- 石川県で17年ぶり、福井県では37年ぶりの北陸地方の大雪から1カ月が経過しました。農民連は、笹渡義夫会長が3月1、2の両日に現地入りして両県連会長とともに被災者を激励し、被害の状況を調査しました。笹渡会長のリポートを紹介します。
- 近畿農政局長賞を受賞
- 奈良県農民連北和センターの農事組合法人「みんなで」の加工所「農家のくらし“ほくわ”」の「里山弁当」が、地産地消等優良活動で表彰され、農水省の近畿農政局長賞を受賞しました。
- TPP11の「署名」に抗議し、国会批准阻止に全力をあげる
- 一、3月8日(日本時間9日未明)、チリのサンティアゴでTPP11の調印が行われた。
- TPP11を許さない!/原発ゼロの未来へ
- TPP11の署名式がチリで行われた3月8日、「TPPプラスを許さない!全国共同行動 実行委員会」は「TPP11を許さない!官邸前」行動に取り組み、雨の中、約100人が集結しました。
- 農のこころ
- 畦火朝より老残に立ち上る
- 安倍9条改憲NO! 3000万人署名
- 署名1000人を超える/呼びかけ文の作成で同じ気持ちと快く署名
- 憲法問題Q&A
- 「3000万人署名」を集めていると「北朝鮮が心配」「9条に自衛隊を書き込もうとしているけれどどうなの」などの疑問が聞かれます。憲法共同センター(戦争する国づくりストップ!憲法を守り・いかす共同センター)が作製したリーフレットからその疑問に答えます。
- 東日本大震災・原発事故から7年 被災地の農業は今(1/2)/(2/2)/イラスト2点
- 東日本大震災から7年。被災地の農業はいまどうなっているのか。福島第一原発事故で避難を余儀なくされた福島県浜通り地域と、津波被害で田畑が壊滅的な打撃を受けた宮城県東松島市の現在をみてみます。
- GMOフリーゾーン交流集会
- 遺伝子組み換え作物・食品(GMO)をつくらない、売らない、買わない地域を全国に広げようと、第13回GMOフリーゾーン全国交流集会が3月3日、名古屋市で開かれ、農家、消費者、生協職員ら280人が集いました。主催は、遺伝子組み換え食品いらない!キャンペーンをはじめ、東海地域の生協、生産者団体などでつくる実行委員会。
- 農家が得する税金コーナー(28)
- 農民連の会員は3・13重税反対全国統一行動で、消費税の申告も済ませた方が多いと思います。
- 核兵器禁止条約で新たな動き 集会を機に全国でうねりを/第五福竜丸の元乗組員 大石又七さんの訴え
- 太平洋のマーシャル諸島共和国ビキニ環礁で行われたアメリカの水爆実験で、日本のマグロ漁船「第五福竜丸」などが被爆してから64年が経過しました。今年も3月1日のビキニデーに合わせて様々な行動が行われました。
- 地域の話題 あれこれ
- 今はショートメールでもあっという間に海外の人に伝えることができる時代でびっくりします。ニュースでも外国の人が日本に永住する人が増えていると報じていますし、日本で働く人もどんどん増えているようです。
- 福島・宮城青年農家訪問
- 農民連青年部の第26回総会に海外から招いたゲストのアンガ・ヘルマンダさん(26)=インドネシア農民組合=とエリカ・タケオさん(26)=ニカラグア農村労働者組合=の2人が、総会後の2月15、16日の両日、福島県と宮城県の青年農家を訪問しました。
- ふるさと よもやま話
- 農村地域でこれからも家族農業で農業を守り続けようとすれば、大変です。
- 旬の味
- 春の遅い北海道東部、3月に入り日差しが強くなり春らしくなってきた。と言ってもまだ氷点下15度にも下がる。今年は、11月から雪が積もったが雨で融雪が進み、今年に入っても2月末まで積雪が少なく吹雪で通行止めになることもなく穏やかな冬となった
■2018年3月12日(第1302号)
- 春の大運動 農民連に入ってよかった
- いま農民連は、会員と新聞「農民」読者を増やす「春の大運動」に取り組み、全国各地で奮闘しています。税金学習会、ものづくり相談会などを開催し、多様な要求で加入した会員のなかで、「農民連に入ってよかった」との喜びの声が寄せられています。奈良県と鹿児島県の取り組みを紹介します。
- 自然栽培とタネの講演会
- 長野県の佐久農民センターは2月4日、長野県、長野県有機農業研究会、こもろ食と農を語る会、佐久地区食健連と共催して、「自然栽培&いのちを未来に伝えるタネ」の講演会を開きました。
- 佐川国税庁長官は辞任せよ/モリ、カケ疑惑の解明 TPP11の合意撤回を
- 2月9日に、3・13重税反対実行委員会のメンバーの一員として、泉佐野税務署と交渉しました。そこで、私たちは、佐川国税庁長官の辞任などを求めました。
- 春の大運動 農家のための税金学習会
- 税金運動を中心に、春の大運動を行っています。岡山県農民連では2月17日に、岡山市南区で昼からと夕方に2カ所で「農家のための税金学習会」を行いました。
- 農のこころ
- 畦を焼く夫婦阿吽の野武士面
- 農家が得する税金コーナー(27)
- 申告前に最終確認を
- 医療費で栄養剤は?給料はいくら?
- 岩手県の西根農民組合は2月17日、八幡平市の大更コミュニティセンターで「税金指導者のための学習会」を開き、10人が参加しました。
- 本の紹介/『ゲノム操作食品の争点』
- 食糧危機を克服するという名目のもと、いま、ゲノム編集やRNA干渉など新しい遺伝子操作を用いた作物や食品の開発が進んでいます。その背景には、これまでの遺伝子組み換え作物・食品の危険性への世界的な批判の高まりがあります。
- ふるさと よもやま話
- 富有柿発祥の地、岐阜県瑞穂市は、長良川と揖斐川にはさまれ、岐阜市と大垣市の中間点にあり、濃尾平野の北部地域になります。
- この人
- 今年2月に福島市で開かれた農民連女性部総会で、新しく部長に選出されました。
- 平和の大切さを若い世代に
- 2月11日、航空自衛隊百里基地内の百里平和公園(茨城県小美玉市)で、今年も百里初午祭が行われ、県内外から300人が集まりました。
- 旬の味
- 「『死んだ』と名前を呼びながら座り込み、号泣したんだよ。この田んぼの中で、あんたのばあちゃん」。耕起を始めようとトラクターに乗り込んだ私に、近所の人が言った
■2018年3月5日(第1301号)
- 春の大運動
- 福島県農民連は2020年までに2000人会員の達成を目指し、春の大運動に全力をあげています。
- 北陸の大雪被害/北陸豪雪被害救援募金振込先
- 2月初旬に降り続いた大雪で除雪が追い付かず、石川県の加賀地方ではビニールハウスの倒壊が多くみられます。
- 佐川長官は罷免を/消費税各界連が宣伝・署名 「消費税増税・軽減税率導入を許すな」
- 所得税の確定申告の受け付けが始まった2月16日、安倍首相、麻生太郎財務相、佐川宣寿(のぶひさ)国税庁長官らに抗議する行動が東京・霞が関で開かれ、農民連の笹渡義夫会長も参加しました。「森友・加計問題の幕引きを許さない市民の会」の主催で、約1500人が国税庁を包囲。「納税者一揆」などのプラカードを掲げ、「資料を廃棄した」と国会で虚偽答弁した佐川長官の罷免などを求めました。集会後、銀座にむけてデモ行進をしました。
- Tigers(タイガース)農業めざして
- 大阪農民連阪南(農民組合)は、2月11日、泉佐野市内で「農家が元気になる!新春・学習・交流のつどい」を開催しました。「つどい」に先立って、山下博会長を先頭に各自治体・JA、各団体を直接訪問して案内しました。当日は、組合員・協力者とともに大阪府・市の職員、民主商工会、新日本婦人の会の方々など多数参加していただきました。参加した40代の専業農家が農民連の正会員に登録、ほか会員外の兼業農家2人も加入を検討することになりました。
- 日弁連が警察の監視問題を考える学習会
- 日本弁護士連合会は2月16日、都内で、警察の市民への監視問題を考える学習会を開きました。
- 農のこころ
- 田の土も黒に整え春隣
- こんにゃくづくり交流会
- 茨城中央農民組合は2月7日、「こんにゃくづくり交流会」を茨城町で実施しました。これは11月の「そば打ち交流会」がとても好評で、またみんなで集まって何か作りたい、という声を受けて実現したものです。
- 農家の税金対策(8)
- 事業所得の計算上、家族に支払った給与等は、本来は事業の必要経費になるべきですが、所得税法56条で「生計を一にする配偶者その他の親族」に対する支払いは「必要経費に算入しない」と規定されているために、原則として経費に算入できません。
- 農家と消費者が連携し種子を守ろう
- 第20回大豆畑トラスト運動全国交流会が2月16日、都内で開かれ、生産者や消費者、市民ら約120人が集まりました。主催は、遺伝子組み換え食品いらない!キャンペーンで、今回のテーマは「種(たね)はみんなのもの!」。
- ふるさと よもやま話
- 私の住んでいる福井県越前市では、行政と市民、農業者が一体となって、「コウノトリが舞う里づくり」の取り組みが進められています。
- 旬の味
- 日々の生活の中で気づいたこと一つ一つをすぐ実行に移すよう心がけているおかげで、大難を小難に、小難を無難に変えていけることがあります
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