春の大運動
福島県農民連事務局長
佐々木 健洋
会員、役員、事務局みんなが
拡大行動に動く
「なんでも学習会」チラシ全県で
福島県農民連は2020年までに2000人会員の達成を目指し、春の大運動に全力をあげています。
これまでに農民連を知らせるために、「なんでも学習会」のチラシを全県で15万枚新聞折り込みし、大量宣伝を行っています。県北農民連では2月8、9両日に伊達市内で「なんでも学習会」のチラシを折り込みました。
チラシが折り込まれた当日に地元会員の知り合いや地域一帯に訪問活動(ローラー作戦)を実施しました。この取り組みには2日間で単組の会員、役員、事務局でのべ30人が参加し、チラシを配りながら「なんでも学習会」と農民連の紹介をして回りました。
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みんなでローラー作戦の打ち合わせ=2月6日、伊達市 |
果樹地帯なので、せん定中の農家がいれば畑まで行ってチラシを渡し、学習会の案内をしていきます。訪問してわかったのは、多くの方がチラシは見ていること。「国保税は高くないですか? 税金申告で困っていることはありませんか」と問いかけると「国保は高いよね。やっと払っているよ」と対話になります。
集落で話題に
会員の団結深まる
会員拡大を「目に見える形」で
学習会には会員以外で9人が参加し、6人が税金の要求でした。残念ながらローラー作戦で訪問した農家の参加はありませんでしたが、集落で農民連が訪問活動をしていたことは話題になっていたと参加者から話がでました。後日、服部崇事務局長が学習会参加者を訪問し、1人が加入しました。今後も学習会に参加した方を訪問し、税金の計算を進める予定です。
ローラー作戦は初めての取り組みでしたが、訪問活動に参加した役員・事務局は手ごたえを感じています。この取り組みで、組織拡大が「目に見える形」で会員に感じて参加してもらえたことが重要でした。この行動に参加した農家がその後、「あのローラー作戦で会員は増えたか?」と声をかけてきました。みんなで協力して会員を増やしていくという団結が作られています。
全県で21人の拡大を達成
「知り合いの農家が税金で話が聞きたいというから、事務局で行ってみて」と会員からの紹介も続き、県北農民連では2月中旬で7人の拡大、全県では21人の拡大となっています。この訪問活動やなんでも学習会は、昨年の農民連定期大会での報告で奈良県農民連が会員拡大に役立っていることを聞いて、昨年は郡山地方農民連が三春町で行いました。税金の事例集も奈良県のものを参考に、福島版を作り全会員に配りました。いいものは取り入れて、やってみることが大事です。
(新聞「農民」2018.3.5付)
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