「森友」疑惑の公文書改ざん
議会政治の根幹壊す
関連/民主主義の大問題だ
総がかり行動
連続抗議行動
戦争させない! 9条壊すな!総がかり行動実行委員会は森友問題での文書改ざんが明らかになった翌日の3月13日から、国会周辺で連続抗議行動を行っています。13日は昼と夜の2回にわたって議員会館前で抗議行動を行い、のべ2000人が参加しました。
主催者あいさつでは、「戦争させない1000人委員会」の山本圭介さんが「文書が改ざんされ議会政治の根幹がぶち壊された。真相究明に対し妨害をするような政治家がいるならば、この国会から去ってもらおうじゃありませんか」と呼びかけました。
野党各党からは社民党の福島瑞穂参院議員と民進党の杉尾秀哉参院議員、沖縄の風の糸数慶子参院議員、立憲民主党の逢坂誠二衆院議員、共産党の宮本岳志衆院議員があいさつを行いました。
民主主義の大問題だ
3団体 国会前行動で怒り
「森友」疑惑に関する財務省の決済文書の改ざん問題をめぐって、国会内外で大紛糾が続くなか、国民大運動など3団体が共催する定例国会前行動が行われ、300人を超える参加者が集いました。
主催者あいさつをした、農民連の笹渡義夫会長(写真)は「文書改ざんは、日本の民主主義の根幹を崩しかねない大問題だ」と批判。午前に野党が欠席するなか開会が強行された参議院予算委員会で、茂木敏充経済再生担当大臣がTPP11の調印について報告したことを紹介し、「国会での議論の前提が崩れたなかで、TPP11だけでなく『働き方改革』法案など、すべて一から出直すべきだ。安倍内閣退陣までがんばろう」と、訴えました。
「森友・加計問題の幕引きを許さない市民の会」代表の醍醐聰東大名誉教授が連帯あいさつ。「部下に責任を押し付けるような大臣は、辞職すべき。私たちも連日、院内集会などを計画している。一緒にがんばろう」と、呼びかけました。
(新聞「農民」2018.3.26付)
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