農のこころ丸山美沙夫
剪定や低年金の風荒し 畦 路久 俳誌『しなの』から。林檎や梨、柿など果樹の剪定は芽が出る前の三月頃までには済ませなければならない。高齢と言え、農家の働き手の中心である。剪定技術の腕前は自信があるが、梯子や樹上での仕事は厳しい。だが、この作者の焦点は「低年金」に当てている。年金がなければ暮らせない農家の実態を浮き彫りにする。
(新聞「農民」2018.3.26付)
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[2018年3月]
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