2013年3月
■2013年3月25日(第1062号)
- TPP交渉への参加表明に抗議し、撤回を要求する
- 一、安倍首相は本日、国民の強い反対を黙殺し、公約を裏切ってTPP交渉への参加を表明した。安倍首相は、あたかも交渉で国益を守れるかのように強調したが、「守るべきものを守れない」のがTPPである。「日本を取り戻す」どころか「日本を売り渡す」安倍政権の参加表明に強い怒りをこめて抗議し、撤回を要求する。
- 連携深め徹底してたたかう/参加表明に国会座り込み
- 全国農業協同組合中央会(JA全中)などでつくる実行委員会は3月12日、東京・日比谷野外音楽堂で「国益を守れないTPP交渉参加断固反対緊急全国集会」を開き、全国から4000人が「安倍首相はTPPへの参加を表明するな」の声をあげました。
- 増税もだめ TPPもだめ/TPP参加表明は公約違反
- 「第44回3・13重税反対全国統一行動」(同実行委員会主催)が3月13日、全国550カ所で一斉に行われ、中小業者、労働者、農民、年金者など13万5000人が、来年4月に控えた消費税増税の中止と国民生活を支える予算の拡充を求めました。
- TPPの本質 韓米FTAそのもの/TPPは震災復興に大打撃
- 韓米FTA(自由貿易協定)に学びTPPの問題点を考える学習会が、3月1日、東京大手町のJAビルで開かれました。主催はJA中央会や全国農業会議所、生活クラブ事業連合会などで構成する「TPPから日本の食と暮らし・命を守るネットワーク」。
- 農のこころ
- 若者に変りし音の耕耘機
- 守りぬこう平和・自由・人権/GP農法って何だ!
- 「女性の連帯と共同広げ、ジェンダー平等へ―2013年国際女性デー中央集会」が、3月8日、東京・みらい座いけぶくろで開催され、700人の女性が集いました。
- 原発ゼロ☆大行動 in 東京・霞が関
- 東日本大震災をきっかけとした福島第一原発事故から2年。「原発をなくせ」「再稼働を許すな」という国民の声はますます高まっています。3月10日には、全国300カ所で原発ゼロを求めるいっせい行動が取り組まれ、東京では国会周辺や霞が関などで多彩な行動が繰り広げられました。
- 循環センター「くるるん」視察
- 福岡県三潴(みずま)郡大木町。うきは市からさらに南東に1時間車を走らせると、おおき循環センター「くるるん」があり、「食と農の交流会大木町のつどい」に参加して、2月28日に視察に行きました。ここは、生ごみ・し尿・浄化槽汚泥をバイオマス資源化する施設です。
- 旬の味
- 3月に入り暖かな日が多く、冬は日中マイナス6度まで下がるわが家周辺の雪も溶け出し春の訪れを感じる季節になった。近頃の出勤時間は朝の6時頃だが、夜から朝にかけては寒いので身が縮こまってしまいそうになる。そんな朝に、通り道の水たまりが凍っているのを見つけた
■2013年3月18日(第1061号)
- TPP参加反対 たたかう共同さらに大きく/緊急行動に1000人怒りの声
- 全国食健連(国民の食糧と健康を守る運動全国連絡会)と農民連は3月5日、国会前で座り込みを実施し、約100人が「国民の命と暮らしを壊すTPP交渉参加絶対反対」の声をあげるとともに、たたかいを広げていく決意を固めました。国会前での座り込みは、日米首脳会談でのTPP共同声明の発表後2度目。
- 各地でTPP反対緊急行動
- 食健連が駅前宣伝・署名/県民共闘が緊急昼デモ/ムシロ旗・のぼり旗たて/青森市で13団体 緊急の街頭宣伝/北海道でも連日宣伝や申し入れ
- タケノコ・シイタケ賠償せよ
- 農民連は3月6日、福島第一原発事故の損害賠償の問題で、東京電力本社と交渉しました。交渉には、千葉県のタケノコ生産者と長野県の原木シイタケ生産者が参加し、今回はこれらの品目に焦点を絞って交渉を行いました。
- 農のこころ
- 春めくや農へ呼ぶ声田畑満つ
- BSE意見交換会に参加して(手記)
- これまで厚生労働省は、牛肉のBSE対策の緩和決定にかかわる問題では、全国でたった5回しか説明会を開いていません。そのうちの1回、福岡市で行われた「輸入食品、特に輸入牛肉の安全確保対策に関する意見交換会」に参加した福岡・若宮農民組合の藤嶋嘉子さんの手記を紹介します。
- 「業務用の米がほしい」その場で契約も/消費税増税派に審判を
- 農民連ふるさとネットワークと埼玉産直ネットワーク協会、日本販売農業協同組合連合会(日販連)は2月24日、都内で開かれた「第9回生産者・JAと米穀流通業者・実需者との商談交流会」に出展し、米と加工品をアピールしました。
- リンゴ農家・松川峯子さん(69)の支援感謝のメッセージ
- 福島県北農民連の直売所「産直カフェ」に出荷しているリンゴ農家、松川峯子さん(69)=福島市=から、産直カフェに届いたメッセージを紹介します。
- 都市農業の振興について
- 農民連大阪府連が開いた大会(2月11日)で、北摂支部協議会の松野久美子さんが行った都市農業の振興についての発言(要旨)を紹介します。
- 旬の味
- 芽吹く新緑春近し。桜も散り、若葉が風に揺れ、心地よい3月に最高気温が25度の夏日になったと思えば、翌日には16度と寒く体調管理に気をつけながら畑作業をしている
■2013年3月11日(第1060号)
- 宮城・東松島市 注目されるガレキ処理/東北のおっ母は強いよ〜
- ガレキの山を崩して薄く広げた現場では、防じんマスクにヘルメット姿の40人ほどの作業員が横一列に並び、「石」「プラスチック」「木片」などを手で選別し、専用のカゴへ入れながら、前へと進みます。
- TPP参加するな 公約守れ
- 日米首脳会談での共同声明発表を受け、安倍首相によるTPP参加表明が危ぶまれる中、全国食健連(国民の食糧と健康を守る運動全国連絡会)と農民連は2月27、28の両日、政府・与党に対して公約順守とTPP交渉不参加を求める国会前での抗議と国会議員への要請を行いました。
- 公約破り国民あざむく/専従体制確立急ごう
- 北海道の農民連釧根地区協議会は2月23日、北海道東部の釧路町遠矢コミュニティセンターで、農民連の笹渡義夫事務局長を迎えてTPP問題の講演会を開催しました。会場には、釧路や根室地域の酪農家、労働者、自治体の職員、農協の専務ら会場いっぱいの80人が参加しました。
- 「手びき」いい、活用したい/申告をしよう さっそく各地で相談会/保険料控除 有利な方を選択しよう
- 香川県農民連は、2月25日、税金なんでも相談会を高松市で開催しました。これまで地域の農民組合ではそれぞれ税金に取り組んできましたが、組合員が1人しかいない高松市での税金相談会の開催は初の試みです。
- 農のこころ
- 雪重し門前市の泥葱も
- TPP参加は公約違反/日米の共同声明/TPPでもミニマムアクセス米?/各分野から怒りの声続々
- 安倍首相は2月28日に行った施政方針演説で「TPPについては『聖域なき関税撤廃』は前提ではないことを、先般、オバマ米大統領と直接会談し、確認した。今後、政府の責任で交渉参加について判断する」と述べました。「TPP交渉参加は公約違反」「政治は信頼だ。うそをついてはいけない」(萬歳章全中会長)など、日本中にうずまく怒りの声を踏みにじる暴挙を絶対に許すわけにはいきません。
- 被災地は今 くらしは? 復興は? 生業は?(1/5)/(2/5)/(3/5)/(4/5)/(5/5)
- 「フクシマ」を福島に戻す/集まれば“早く海へ出たい”/この冬 村営の復興住宅に入居/復興は遅々として進まず/“東北支援野菜” 毎月買って応援
- シリーズ 食品表示を考える[1]
- 消費者問題は生活現場が起点です。格差社会が拡大するなか、課題は尽きません。
- 全国小水力発電サミット
- 小水力発電の普及に向けて情報を共有し、課題を考えようと、2月16、17の両日、全国小水力発電サミットが岐阜県の中津市と恵那市で開催されました。小水力発電に取り組む市民や自治体関係者、発電機メーカーなど、全国から約850人が集いました。
- 西毛農民連が農産物市/壮年部結成総会参加者を募集中
- 群馬県安中市の国道18号(旧中仙道)沿いの下仁田ミート板鼻店で、毎月2回(第2・第4日曜日)の売り出しがあり、西毛農民連の産直部会も協賛して農産物市を行っています。
- 死神の白い城
- 福島第一原発の事故の……
- 分析センターだより
- 大震災をはさんで、農民連食品分析センターも以前とはだいぶ様子が変わりました。あれからもう2年になるのですね。
- 西友 オーストラリア米 中国産に続き販売/ばらつき、うまみなし、外食向き…/国産米と比較してみると… 低品質は数字でも明らか/雨少なく不安定な生産 オーストラリア米
- 大手スーパー・西友が1月から、関東近県の154店舗でオーストラリア(豪州)産米の販売を開始しました。5キロ1599円(1キロ320円)で、国産米より1割安いといいます。西友は、昨年3月にも中国産米を取り扱いましたが、それに続く輸入米の販売で、牛丼チェーン店の吉野家がアメリカ産米を、同じく松屋が豪州産米を使い始めています。
- 旬の味
- 東日本大震災、東京電力福島第一原子力発電所の事故から2年を迎えます。今日から、本欄の執筆者に加えていただきます
■2013年3月4日(第1059号)
- 女性の力で農村に活力を!/女性パワーさく裂した交流会
- 農民連女性部は2月12、13の両日、静岡県熱海市で、第24回総会を開きました。北は青森県、南は鹿児島県から120人の女性たちが集い、熱く、元気に、楽しく、交流しました。
- TPP交渉参加決断は許されない
- 一、安倍首相はオバマ大統領との首脳会談を通じて、TPP交渉参加に踏み出す意向を表明した。農業・医療・建設・消費者・法曹など国民の多数がTPP交渉参加に反対し、地方自治体議会の9割以上が反対・慎重の決議をあげているにもかかわらず、それらを押し切って日米首脳会談の場で交渉参加に踏み出すなどという暴挙を絶対に許すわけにはいかない。
- 公約守ってTPP参加やめよ/富山県食健連がTPP反対宣伝
- 「安倍首相は公約を守ってTPP交渉参加をやめよ」―。日本のTPP交渉参加が焦点となる日米首脳会談を前にした2月22日昼、全国食健連(国民の食糧と健康を守る運動全国連絡会)と農民連、全農協労連などが東京・お茶ノ水駅前で緊急宣伝を実施。会社員や学生、主婦などが足を止め、TPP反対の署名やシール投票に応じました。
- 6カ所で税金学習会/指導者のための税金学習会開く
- 青森県の津軽農民組合は1月下旬から地域の税金学習会を6カ所で行い、のべ43人が参加しました。
- TPP反対の請願 群馬県議会に提出
- 群馬県農民連や高崎農業会議所などは8日、TPP交渉参加に反対する請願を群馬県議会に提出しました。
- 農のこころ
- 種袋振ればいのちの弾みけり
- TPPで輸入食品が学校給食に流れ込む
- 東京都教職員組合栄養職員部は2月16日、都内で学習会「学校給食から見るTPP〜流れ込む輸入食品〜」を開き、都内小中学校の栄養職員が参加しました。
- ビア・カンペシーナ東南・東アジア地域女性会議に参加して
- 私は1月下旬に台湾で開かれた国際的農民組織、ビア・カンペシーナの東南・東アジア地域女性会議に参加しました。
- 全国の農民連から支援物資ドッサリ
- 2月16、17の両日、宮城県の仮設住宅へ、宮城県農民連と全国の農民連の仲間で支援活動を行い、県内2カ所の仮設住宅で炊き出し、支援物資を届けました。
- 在来野菜 作り続けよう
- 遺伝子組み換えでない大豆の生産を生産者と消費者が支える大豆畑トラスト運動の第15回全国集会が2月15日、都内で開かれ、生産者と市民ら100人が集いました。
- 旬の味
- 寒さの中にも春の兆しが感じられる時期を迎え、残雪の山々を仰ぎながら果樹農家はせん定作業の最盛期を迎えている
|