農のこころ丸山美沙夫
若者に変りし音の耕耘機 時田しげみ 『ザ・俳句歳時記』から。農業だけでは生活できない一家の大半は兼業農家である。しかも、少子化と後継ぎの居ない耕作放棄地が増え深刻な実態となっている。農作業の機械化が進み省力化されていくが、作業に当るのも高齢者が主力に。この作は、休日を援農に携わる息子だろうか。耕耘機の快調に響く頼もしさ。
(新聞「農民」2013.3.25付)
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[2013年3月]
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