旬の味
東日本大震災、東京電力福島第一原子力発電所の事故から2年を迎えます。今日から、本欄の執筆者に加えていただきます▼今夏には、有機農産物や安全な食品の産直組織を都市生活者の側から立ち上げて40年になります。この会と福島とは手作り野草茶や梅干しを送ることと飯舘村(仮設住宅)の着物リフォーム作品の販売活動などでささやかですがつながっています。また、「TPP、原発、憲法9条はどうなる、どうする」など日本列島を揺るがす課題を抱えて参議院選挙を迎えます▼この2年間で、1992年の第1回国連環境開発会議(地球サミット in ブラジル)の合い言葉“目は地球規模に、行動は足元から”をかみしめ、あらためて農業者とともに生きることを心に決めました▼天地を破壊して人間の生きる道はありません。天地人をつなぐ“通訳者”である農業者の判断とともに生きようと思います。“私の言葉の小箱”から、井上ひさしさんの言葉を一つお裾(すそ)分けします。「記憶せよ 抗議せよ そして生き延びよ」 (風)
(新聞「農民」2013.3.11付)
|
[2013年3月]
農民運動全国連合会(略称:農民連)
本サイト掲載の記事、写真等の無断転載を禁じます。
〒173-0025
東京都板橋区熊野町47-11
社医研センター2階
TEL (03)5966-2224
Copyright(c)1998-2013, 農民運動全国連合会