2022年6月


2022年6月27日(第1510号)

スペースマーク 食料増産へ生産者守れ
「今回の飼料高騰は未曽有の危機的事態だ。畜産農家の現場の声に耳を傾け、日本の畜産を守る手だてを早急にとってほしい」――農民連と畜全協(畜産農民全国協議会)は6月15日、農水省に要請を行いました
スペースマーク 歴史的な不当判決
福島第一原発事故の被災者が国の責任を問い、損害賠償を求めた4件の福島原発訴訟の最高裁判決が6月17日にありました。
スペースマーク 参議院選挙公示にあたって
6月22日公示、7月10日投票で行われる参議院選挙は、日本の平和や国民の暮らし、農業にとってきわめて重要な選挙です。
スペースマーク インボイス反対集会 くらしと仕事を壊すな!
東京土建など建築系の労働組合で組織する建設アクション実行委員会は6月14日、消費税の減税とインボイス制度(適格請求書等保存方式)の導入中止・延期を求めて、東京・日比谷野外音楽堂での集会と銀座デモを行いました。小雨のなか1021人が参加し、インボイス反対の声を響かせました。
スペースマーク 市民と野党の共同候補勝利を
食料自給率向上の農政を 木戸口候補と政策協定締結/家族農業守り、戸別所得補償復活を 杉尾候補を推薦
スペースマーク 農のこころ
青田いま青年のごと逞しき
スペースマーク このままでは大きな被害 対策・政策の強化が必要
異常気象が多発、気候が以前と変化し、大雨・洪水、干ばつも極端になってきています。地球温暖化は化石燃料消費による二酸化炭素(CO2)排出などが原因です。温暖化が進行すると異常気象がさらに激化、生態系の破壊や農業への悪影響などがさらに大きくなると予想されています。
スペースマーク 戦争より平和を、軍備拡大より食料自給率向上を!(1/3)(2/3)(3/3)
7月10日投票の参議院選挙は3つの大問題が問われる大切な選挙です。
スペースマーク 改定版「新婦人と農民連の4つの共同目標」を力に産直運動さらに
6月3日に行われた農民連全国代表者会議の冒頭報告で、長谷川敏郎会長は農民連と新日本婦人の会の産直運動に言及し、5月27日の新婦人第185回中央委員会及び5月13日の農民連第10回常任委員会を受けて、「新婦人と農民連の産直運動4つの共同目標」(別掲)が改定されたことを報告しました。
スペースマーク 税金対策部員養成講座
2023年春の大運動に向けた税金対策部員養成講座テキストの改訂版ができあがりました。
スペースマーク 農家のための税金コーナー(17)
そもそも消費税には大きな問題があります。「消費税」という名前ですが、もともとは「付加価値税」としてヨーロッパなどで導入されていたものです。
スペースマーク 改憲と軍拡許さず、社会保障の充実を
改憲問題対策法律家6団体連絡会と総がかり行動実行委員会は6月9日、国会議員会館前で「国会憲法審査会総括市民集会」を行いました。
スペースマーク 世界の食料ひっ迫
北海道の小清水農民組合は、新しい「食料増産」のぼり旗を取り寄せ、早速事務所、町内各所、隣町の斜里町に10本立てたところ、「もっと立てよう」とさらに10本追加注文しました。
スペースマーク 若手農家たち
大阪農民連阪南支部協議会では、泉州地域の農業の振興、産直運動に取り組んでいます。今回は自家増殖を規制する種苗法改定反対運動の中でつながった自然農の農家と、農業に未来を見いだしてがんばっている若手農家を紹介します。
スペースマーク 旬の味
今年の梅雨も各地で災害級の大雨が降るのかと思わせるような6月の日々でした。わが家の田植えもようやく終了。無農薬栽培技術を指南して頂いたI氏から、成苗を植え稲のアレロパシーの力で抑草をすることも秘けつとお聞きし、虫の被害防止のためにも苗の成長を待っての田植えとなり地域のどんじりです

2022年6月20日(第1509号)

スペースマーク 収穫期の農作物を直撃
6月2日から3日にかけて、関東から東北の広い範囲で雹(ひょう)が降り、農産物やハウスなどの農業施設に甚大な被害が発生しています。福島や群馬、千葉などでは梨や梅、桃などの果樹に、埼玉、群馬などでは小麦や野菜などに大きな被害が出ています。埼玉農民連の立石昌義会長、関根耕太郎事務局長とともに、現地を取材しました。
スペースマーク 明治用水の大規模漏水
5月17日、愛知県豊田市の明治用水頭首工で大規模な漏水が発生し、豊田市、安城市などの8市1町、5400ヘクタールの農地に水を供給する農業用水が止まりました。水田では早生のコシヒカリの田植えが終わり、晩生(おくて)のあいちのかおりの田植えの準備をしているところで、農作業がすべて止まってしまいました。
スペースマーク 危機のもとでの家族農業の役割を再確認
家族農林漁業プラットフォーム・ジャパン(FFPJ)は6月5日、第5回総会を開催し、コロナ危機、ウクライナ危機など多重危機のもとでの家族農業の役割を再確認し、平和で公正な社会の実現に向け活動を強めていく決意を固めました。
スペースマーク 農のこころ
初採りのなすの蒼さを刻みけり
スペースマーク 「食料増産」のぼりできました
「ウクライナ危機で食料がひっ迫! 政府は国内増産に転換を」の、のぼり旗ができあがりました。
スペースマーク 農家のための税金コーナー(16)
インボイスの影響は免税農家だけに出るのでしょうか。そうではありません。全ての農家・事業者に影響が出かねないのがインボイスです。
スペースマーク 新婦人さんと田植え交流会 生き物みつけて大喜び
埼玉農民連では例年、加須市、さいたま市で新日本婦人の会のみなさんと田植え交流会を行ってきましたが、新婦人との定例協議の中で「県西部地域でも田植え交流会ができないか」との話から、今年は坂戸市の原農場でおよそ20年ぶりとなる田植え交流会が実現し、約50人が参加しました。
スペースマーク なんてったって!伝統食
昔から漁師たちに愛されてきた一品。アジやイワシ、サンマなどの鮮度の良い獲(と)れたての魚を「なめろう」にして、貝殻に入れて焼いたものです。
スペースマーク 旬の味
果樹は実を付け、収穫まで気が抜けない。以前農家の敷地には渋柿の木があった。私の家にも樹齢100年前後の木があったが、収穫する人がおらず、自ら伐採した。樹齢は「柿の木の後方の長崎方向に、今まで見たことのない雲をみた。原子爆弾だった。その時柿は着果していた」と父が言っていたので推測できる

2022年6月13日(第1508号)

スペースマーク さあ、参議院選挙号外できました
農民連は6月3日、全国代表者会議をオンライン併用で開催し、43都道府県の約170人が参加しました。
スペースマーク 持続可能な農漁業の再生を
国民の食糧と健康を守る運動全国連絡会(全国食健連)は5月28日、オンラインで全国を結び、「食料危機打開へ・持続可能な農漁業の再生で日本の食料と地域・社会の明日を考える」をテーマに学習交流会を行いました。全国から100人以上が参加しました。
スペースマーク 原発ゼロ基本法求める署名
原発をなくす全国連絡会は5月25日、「原発ゼロ基本法の制定を求める請願署名」の提出集会と、ALPS(多核種除去装置)処理水の海洋放出問題の学習会を行いました。会場参加26人、オンラインは40カ所からの参加がありました。
スペースマーク ジェンダー平等今こそ
日本婦人団体連合会(婦団連)は5月26日、衆院第1議員会館でジェンダー平等の実現に向けた4種類の署名、合わせて35万62人分を国会に提出し、省庁要請を行いました。
スペースマーク 農のこころ
桐の花ぽつんと山家の里匂う
スペースマーク ローカルフード法案
「地域の食を、経済を、雇用を守るためにも、地域循環型の食を可能にしていくことが重要。そのために何が必要か」――。この問いに答えるために、川田龍平参院議員(立憲民主党)を中心に鈴木宣弘・東大教授、国際ジャーナリストの堤未果さん、印鑰智哉・OKシードプロジェクト事務局長が検討チームを組んで、「地域在来品種等の種苗の保存及び利用等の促進に関する法律案」(通称ローカルフード法案)を作成しました。
スペースマーク 独自助成する県・自治体続々
コロナ禍や穀物輸出国での干ばつ、ウクライナ危機などの影響による飼料高騰に苦しむ畜産農家に、独自の補助対策を行う都道府県や自治体が相次いでいます。
スペースマーク 高騰する肥料・資材の消費税重い
消費税廃止各界連絡会は5月24日、定例の宣伝を東京・新宿駅頭で行い、署名やシール投票に取り組みました。
スペースマーク 農業守るため、産直を永続的に
福岡県農民連と新日本婦人の会福岡県本部は5月19日、福岡市の中央市民センターで2022年度の産直協議会を開催しました。この協議会は、毎年様々な形で開催し、産直生産者と消費者とが忌憚(きたん)のない意見を交わし、双方にとってのより良い産直での結びつきを強めていこうとするものです。今年は第1部が意見交換会、第2部として県連事務局長である若宮農民組合の藤嶋嘉子さんによる「アニマル・ウェルフェアとゲノム編集」についての学習会を行いました。
スペースマーク 自然たっぷりの景色と池に生息するゲンゴロウイラスト
福島県の安達地方農民連は5月12日と15日に産直交流会を開きました。12日は、東和支部長の菅野正寿さんの田んぼで大阪の新日本婦人の会のみなさんに向けリモートで中継しました。
スペースマーク 旬の味
「私たち飢え死にしないよね」。受話器の向こうから友人の声。「ウクライナの麦はどうなるの?」「日本に入ってくる分なんかなくなるんじゃない?」。心配が先に立ち、あいさつも抜きに麦の話になった

2022年6月6日(第1507号)

スペースマーク 持続可能な(アグロエコロジー)農業実践しよう
栃木産直センターと県の新日本婦人の会との産直野菜ボックス運動が、「アグロエコロジー」実践の場として4月から一歩前進しました。月の第1週のみですが、「有機野菜ボックス」に特化してお届けしています。
スペースマーク 土佐文旦 交配作業終わる
昨年は春先の異常低温に、かんばつ、記録的長雨と、文旦づくりには試練の年でしたが、今年は交配の時期も晴天が続き、まずまず順調です。今は新芽の葉をとる「新芽すき」の作業が続いています。
スペースマーク 苦しい農業資材高騰 支援を 水田活用交付金見直し中止に
農民連関東ブロック協議会は5月25日、さいたま市内で関東農政局への要請を行いました。当日は茨城、千葉、群馬、埼玉から8人が参加し、関東農政局からは7人が対応しました。
スペースマーク 農水省「国産小麦の需要はない」と言うが…
農民連は5月13日、国会内で「原油価格・物価高騰等総合緊急対策の事業概要」について、農水省から説明を受けました。
スペースマーク 国産砂糖の増産は急務
国産の砂糖は、北海道のてん菜(ビート)、沖縄県と鹿児島県南西諸島のサトウキビから作られています。てん菜は第一次世界大戦による砂糖価格の高騰で本格的に栽培が始まり、今日では北海道畑作の輪作体系を支える重要な寒冷地作物です。
スペースマーク 農のこころ
植田昏るるだあれもいない結仲間
スペースマーク 2022夏季カタログできました
「農民連ふるさとネットワーク2022夏季カタログができました。カタログは、みなさまの温かい応援のもとで、18年目を迎えることができました。(年2回発行)
スペースマーク 農家のための税金コーナー(15)
消費税の複数税率導入にともなうインボイス制度(適格請求書等保存方式)の運用開始(2023年10月)が迫っています。改めてインボイスとは何なのか、問題点などを何回かに分けて紹介していきます。
スペースマーク 事業復活支援金 申請期限延長 支援し仲間に
事業復活支援金の申請期限が6月17日まで延長され各地で申請支援に取り組みが続いています。農家経営を守るためにも支援を強め、農民連の仲間に迎え入れましょう。
スペースマーク “助かります”と学生たち笑顔
第5回学生生活支援フードパントリーが4月29日、山形県酒田市の宮野浦学区コミュニティ防災センターで開催され、前回の約2倍となる49人が来場しました。学生ボランティア6人を含むスタッフ21人で対応し、庄内農民連から梶昇司事務局長と土田拓磨事務局次長が参加しました。
スペースマーク 発見 農の現場から
私は今年2月20日に行われた京都府農民連の定期大会で会長に選出されました。全国農民連の長谷川敏郎会長の出身地でもある綾部市の農民組合の会員でもあります。ロシアによるウクライナ侵略やコロナ禍等で大変なとき、このような大役を引き受けたことに身が縮む思いでいます。
スペースマーク 旬の味
コロナ禍で2年間中止となっていた春の消防団の行事が今年は全て開催されている。わが村の消防団は春が忙しく各分団対抗で行われる規律訓練では、ポンプ操法の練習を含めれば1カ月ほど毎晩練習に時間がとられている。近年は若い団員が家庭と仕事の兼ね合いで参加に四苦八苦する様子がよく見て取れる
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