農のこころ丸山美沙夫
桐の花ぽつんと山家の里匂う 丸山美沙夫 桐の花は田植えが済む頃に、紫の花を咲かせる。甘酸っぱいような芳香の匂いがする。昔は田や畑の隅に植えられていて、あちこちに見られたが今はあまり見られなくなった。かつて桐の木を育て、娘たちの嫁入り箪笥ともなった。桐下駄や家具材として値打ちがあった。今は様変わりして、懐かしい里の匂いとも。
(新聞「農民」2022.6.13付)
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[2022年6月]
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