農のこころ丸山美沙夫
青田いま青年のごと逞しき 桑原美江子 俳誌『みすゞ』から。植田となり青田と呼ばれるのは何時頃からであろうか。田植えをして一ヶ月前後すると背丈も伸びて青々としてくる。まだ水面が見える頃だが「青田」と言う。さらに稲の背丈が伸び、分蕨も進むと青稲が密集して株間も水面も見えなくなる。「青年のごと」と詠み、農人もまた励まされ元気づく。
(新聞「農民」2022.6.27付)
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[2022年6月]
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