「農民」記事データベース20220606-1507-06

農のこころ

丸山美沙夫


 植田昏るるだあれもいない結仲間

             木村 広子

 俳誌「みすゞ」から。昔から田植えになると、親戚や縁者に限らず田植えのお手伝いに行き、また手伝いに来てもらう。これが「結仲間」である。お互いに助け合っていっきに植田となる。手作業から今は主に田植機の作業に変わり、労力が省けて植田の美しい景は見られる。だが、賑やかな昔の田植風物はもうない。

(新聞「農民」2022.6.6付)
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2022年6月

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