2016年7月
■2016年7月25日(第1223号)
- 野党統一候補の勝利に貢献
- 7月10日に行われた参議院選挙で、野党統一候補が全国32の1人区中11選挙区で勝利しました。各県の農民連は統一候補を推薦、支持して勝利に貢献しました。選挙戦での各県農民連の取り組みや会員の奮闘手記を紹介します。
- 参議院選挙の結果について
- 一、7月10日投開票された第24回参議院選挙は、32の1人区の全てで野党4党が統一候補を擁立して、戦争法廃止、TPPなど安倍政権の暴走ストップを掲げてたたかった、戦後はじめての歴史的な選挙でした。農民連は、野党統一候補の勝利を呼びかけ、1人区の県連は候補者を推薦・支持して大奮闘しました。
- 3つの“よし”の東京 実現を/土壌汚染問題・ずさんな計画 都知事選の重大な争点に
- 舛添要一前都知事が「政治とカネ」問題で辞任したことにともなう東京都知事選挙(7月31日投票)が、7月14日に告示されました。民進党、日本共産党、社民党、生活の党の野党4党は、統一候補としてジャーナリストの鳥越俊太郎氏を推薦。立候補の届けを終えた鳥越さんが東京・新宿駅頭で第一声をあげました。
- 農のこころ
- 地産茄子売り子はニキビ高校生
- 参院選をたたかって(1/4)/参院選をたたかって(2/4)/参院選をたたかって(3/4)/参院選をたたかって(4/4)
- TPPで農地は荒れる 安倍首相はうそつきだ!/もう自民への期待はない 野党共闘は新しい流れに/県民の総力結集の勝利だ 国民不在の自公ストップ/3大争点で野党ガッチリ 怒る農民票が明暗を分ける
- 輸入柑橘類の残留農薬の実態は…(1/3)/(2/3)/(3/3)/イラスト2点
- 食品分析センターが調査 国産の20倍〜5倍を検出/輸入農産物の実態を暴く 自らの検査で安全証明が必要/TPPで関税がゼロになれば 農薬漬け柑橘輸入増は必至/イラスト2点
- 本の紹介/橋口卓也著 小田切徳美監修 中山間直接支払制度と農山村再生
- 2000年度から始まった中山間地域等直接支払制度は、5年間を一期とする第3期対策の期間を終え、15年度から4期目が開始されています。制度自体に対する現場からの評価も高く、これまでは比較的安定的な取り組みが行われてきたと評価されています。
- GMナタネ自生調査報告会開く
- 遺伝子組み換え食品いらない!キャンペーンと「食と農から生物多様性を考える市民ネットワーク」は7月2日、東京都大田区で、2016年GM(遺伝子組み換え)ナタネ自生調査全国報告会を開きました。
- GM作物や添加物の使用は? 食品企業に食の安全アンケート
- 日本消費者連盟・食の安全部会は7月11日、都内で記者会見を行い、「食の安全への取り組みが進んでいる企業、遅れている企業」調査の結果を発表しました。日消連の山浦康明、天笠啓祐両氏が報告しました。
- 持続可能な農業の実現を
- ビア・カンペシーナの東南・東アジア地域会議に併せて行われた女性会議(5月29日)に参加しました。
- 安心・安全な食料求め 有機無農薬で野菜作り
- 埼玉県小川町で新規就農した松丸融弘さん(22)は就農2年目を迎えています。2ヘクタールほどの畑で有機無農薬栽培の野菜を生産しています。小松菜やカブなどを中心に20品目ほどを栽培中です。
- 旬の味
- 参院選沖縄選挙区(定数1)は「オール沖縄」で無所属・新人の伊波洋一氏が自民現職閣僚の島尻氏を大差で破りました。「辺野古基地建設反対、平和な沖縄」を願う県民の思いはこんなにも大きいのです
■2016年7月18日(第1222号)
- 全商連の新会長はお米屋さん
- 全国商工団体連合会(全商連)の第52回定期大会が5月に開かれ、新会長に太田義郎さん(72)が選出されました。太田さんは、名古屋市中村区で「お米の太田屋」を営むお米屋さんです。太田さんに新会長としての抱負や農民連に期待することなどについて聞きました。
- 野党共闘が威力を発揮
- 第24回参議院選挙が7月10日投開票されました。今回の選挙は32の1人区の全てで野党4党が統一候補を擁立し、戦争法廃止、安倍政権の暴走ストップを掲げてたたかった、戦後政治史上初の歴史的な選挙でした。
- 東京都知事選/都市農業を守る重要な転機に
- 2015年に都市農業振興基本法が超党派で成立したのを受け、政府は、5月に都市農業振興基本計画を閣議決定しました。
- 農のこころ
- 慈雨一夜ひかり振り撒く柿若葉
- 農業つぶしのTPP協定 会議で危機感の表明相次ぐ
- 農民連も加盟する国際農民組織ビア・カンペシーナの東南・東アジア地域会議が6月2日まで2日間、フィリピンの首都マニラ近郊のフィリピン大学構内で開かれました。会議では、TPPなどアジアで進むメガ貿易圏構築の動きへの危機感の表明が相次ぎ、これとのたたかいを強化することを確認しました。TPPやWTO(世界貿易機関)体制下での米の輸入の押しつけに反対する運動を強めることでも一致しました。
- 「TPP協定は人々を“豊か”にするのか?」から
- マレーシア出身の経済学者、ジョモ・K・スンダラム氏が講演会「TPP協定は人々を“豊か”にするのか?」で行った報告の要旨を紹介します。
- 困った時こそ農民連
- 岡山県南部でもいよいよ田植えが始まりました。
- 夏の青年交流会和やかに
- 奈良県農民連青年部は6月28日、県連事務所で、恒例の夏の交流会を開催しました。参加者は26人。家族での参加も多く、和やかな交流会となりました。
- お米屋さんと消費者が「田植え体験」
- 大阪の米屋と消費者が一緒になって、大阪府千早赤阪村の農民連会員、岩本満さんの田んぼで6月5日、「田植え体験」を行いました。
- 旬の味
- タレントの壇蜜さんが全国紙の地方版で山菜について書いている。ミズ、ワラビ、タラノメが特にお好きのようだ。より好むようになったのは調理して出してくれた祖母や母の影響が大きく、自然に好みが受け継がれている
■2016年7月11日(第1221号)
- TPP批准阻止かかげる野党統一候補を山形県農民連が推薦/2016年農民連全国研究交流集会
- 参院選山形選挙区(定数1)は、野党統一候補の舟山やすえ候補と全農山形出身の自民党新人が争う激烈なたたかいになっています。
- 3つの争点で野党4党の政策は共通
- 野党共闘のパワー発揮に恐れをなした安倍首相は「政策の違うものが選挙協力をするのは野合だ」という非難を繰り返しています。
- 政治を変えねばなんねんだ TPP推進の自民はダメだ
- 全国で32ある「一人区」すべてで野党統一候補が実現し、与野党激突の大接戦となっている参議院選挙。全国各地の農村でも農民連会員を中心に農家との対話活動が進められ、「TPP推進の自民党はもうだめだ」などの怒りの声が、農家からも噴出しています。
- 官邸人事で抜てきの奥原・農水省経営局長
- 退職するはずだった奥原正明・農水省経営局長が、官僚トップの事務次官に抜てきされました。
- 農のこころ
- 農政説く一票の吸う青田波
- 選挙戦最終盤 最後まで全力
- 僕らの民主主義をみせつけてやるぞ/姉・両親の思い背負って選挙がんばりぬきたい
- いろもん野菜の会 畑まわり勉強会
- 大阪と奈良の生産者13人が参加する「いろもん野菜の会」(イタリア野菜部会)は、このほど部会員の中元梨愛さん(30)=奈良県御所市、専業農家=の畑で、畑まわり勉強会を開催しました。大阪・北摂支部から4人の生産者が参加しました。
- 地域の話題あれこれ
- 福島県二本松市東和地区貝作。草刈り機のエンジン音が山深い沢に響く。6月25日、「貝作棚田を守り隊」のメンバー5人が畔の草刈り作業。電気柵が畔に張り巡らされている。その間を刈る作業は神経を使う。
- 9条田んぼでにぎやかに田植え
- 静岡県の農民連会員の有志と消費者でつくる9条田んぼ実行委員会で、6月12日、田植えを行いました。
- 旬の味
- 道を急ぐ私を、色さまざまに咲き誇るあじさい花が励ましてくれる。雨の中でも美しく輝いている。「ひとつひとつが小さな花 みんないていいネ」。若い日に出合った詩の一節を思い出す
■2016年7月4日(第1220号)
- 参院選で安倍政権ノーの審判を/アメリカはますます「不透明」
- 各政党の参院選公約が出そろいました。選挙の論戦の中で、TPP、米対策、農協改革をめぐって、どの党が農業を守り、どの党が農業をつぶすのかが浮き彫りになっています。
- 米海兵隊は沖縄から撤退を/野党の勝利で平和な沖縄に
- 6月19日に那覇市の奥武山(おうのやま)陸上競技場で「元海兵隊員による残虐な蛮行を糾弾!被害者を追悼し、海兵隊の撤退を求める県民大会」が開かれ、6万5000人が結集しました。子ども連れの家族、若者、孫と一緒の祖父母、車いすの高齢者等、それぞれ心に悲しみと怒りが複雑に感じられる面持ちで大会が始まりました。
- 安倍政権NO!新宿大街宣/軽トラ110台で平和パレード
- 安倍政権NO!☆実行委員会は6月18日、東京・新宿駅東口で「安倍政権NO!新宿大街宣」に取り組みました。「民主主義・立憲主義を取り戻せ!安倍政権打倒!」をテーマに、原発、安保法制、TPP、社会保障などの分野から、アピール行動をしました。
- 農のこころ
- 青田風うねりて育つ千枚田
- 暴走する安倍政権に審判を
- 参議院選挙が公示されました。
- 「自由貿易は私たちを“幸せ”にするのか」
- パブリック・シチズンなど貿易問題に取り組んでいる欧米のNGOの活動家を招いた国際シンポジウム「自由貿易は私たちを“幸せ”にするのか――TPP・TTIP(環大西洋貿易投資パートナーシップ)・TiSA(新たなサービス貿易協定)が脅かす民主主義・環境・暮らし」が、6月19日に東京都内で開催されました。主催はアジア太平洋資料センター(PARC)。アメリカからのパネリストは、「大統領選後のオバマ大統領の残存任期でも、議決される可能性は薄くなっている」とアメリカでのTPPの展望を語りました。
- サクランボ狩りにでかけました
- 安達地方農民連の女性部8人で6月15日、福島市にサクランボ狩りと、6月20日付新聞「農民」でも紹介された、農民連前会長の佐々木健三さんの「ささき牧場カフェ」訪問にでかけました。
- 毎年恒例のイチゴ狩り
- 奈良県農民連北和センターの毎年恒例のイチゴ狩りが6月14日、竹村一美さん、はるみさん夫婦(奈良市)の農園で行われました。
- 淡路島で田植え交流会
- 6月11日に新日本婦人の会の会員と兵庫県の淡路島(淡路市)で田植え交流会をおとな27人、子ども14人の参加で開催しました。今年は、「淡路オレンジ」を全国に発送している山口幸二さんの田んぼで田植えをさせていただきました。
- 旬の味
- 新規就農者は、何を思い抱き、心機一転、農業の道へ歩み始めるのか? 今回一人の農業研修生が巣立っていったことによって感じたことを少し綴りたい
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