9条田んぼで
にぎやかに田植え
静岡・清水区
子どもは田植え機に
興味津々
静岡県の農民連会員の有志と消費者でつくる9条田んぼ実行委員会で、6月12日、田植えを行いました。
今までは静岡市葵区の田んぼで行っていましたが、今年は水利組合がポンプの運転を中止したために、用水が確保できなくなってしまい、清水区の田んぼで行うことになりました。
当日は晴天に恵まれ、子ども連れの3家族を含め総勢18人での作業となりました。なかには「田植えは初体験」という家族の参加も。
みんなで田植えをしていたら、近くに住む男性が「以前この田んぼで撮った脱穀作業の写真が、JAの発行物の表紙に載ったんだよ」と話しかけてきたり、農作業の途中で立ち寄って、見に来てくれたご夫婦もいました。子どももいるにぎやかな田植え作業は珍しいようで、近隣からも注目もされる取り組みとなりました。
「9マモレ」の文字は、たちまち植えられてしまい、残ったところは田植え機を使って植えました。興味津々の子どもたちを田植え機に乗せたりして、楽しい半日となりました。穂が出て、文字がくっきりと現れる日がくるのが楽しみです。
(静岡県農民連 矢入博美)
(新聞「農民」2016.7.11付)
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