農のこころ丸山美沙夫
慈雨一夜ひかり振り撒く柿若葉 櫻井 秋子 渇ききった畑に一雨欲しい時。降る雨は「喜雨」という季語となっている。その雨がほどよく物をうるおし、育てるのであり、「慈雨」という言葉となっている。まさに天の恵みである。農家の人々は「良きお湿りで良かった」と声を交わす。柿の若葉はとくに艶のある明るさを増す。里の景も、人々の心も活気づく。
(新聞「農民」2016.7.18付)
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[2016年7月]
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