「農民」記事データベース20160704-1220-03

安倍政権NO!新宿大街宣

民主主義・立憲主義取り戻そう

関連/軽トラ110台で平和パレード


 安倍政権NO!☆実行委員会は6月18日、東京・新宿駅東口で「安倍政権NO!新宿大街宣」に取り組みました。「民主主義・立憲主義を取り戻せ!安倍政権打倒!」をテーマに、原発、安保法制、TPP、社会保障などの分野から、アピール行動をしました。

 冒頭、作家の雨宮処凛さんが、「自助・共助」を強調する安倍政権を批判。「人の命を守り、生活を向上させるのが政治の役割」だと述べました。

 各政党の代表がマイクを握り、民進党の菅直人元首相、日本共産党の吉良よし子参院議員、生活の党の青木愛さんが「市民党と野党が手を携えて政治を変えよう」と訴えました。

 その後、各弁士がそれぞれの立場からスピーチ。弁護士の青龍美和子さんは、憲法9条に違反する安保法制を批判し、「オールジャパン平和と共生」の植草一秀さんは、アベノミクス、TPPのストップを訴えました。

 小説家の中沢けいさんは「原発は止められる。選挙に行って政治を変えよう」と述べ、市民連合の大沢真理・東大教授は「よく政策を見きわめ、正しい選択を。亡国・売国政治におさらばしよう」と呼びかけました。

 若者も発言し、シールズの山本雅昭さん、若者憲法集会の西之原修人さんが「若者こそ選挙に行こう」と訴えました。


長野県大町市

軽トラ110台で平和パレード

安倍政治は絶対許せぬ
参院選で自・公を少数に

 長野県大町市で6月19日、110台もの車が参加して「大北(たいほく)地域軽トラ平和パレード」が行われました。主催したのは、同地域の「憲法9条を守る会」など、さまざまな市民団体で結成された実行委員会です。

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数百メートルも続く軽トラパレードの長い隊列

 「憲法9条を守れ!」「立憲主義を守れ!」、そして「参議院選挙で野党の勝利を!」と、計画されたこのパレード。ノボリやステッカーに彩られた100台以上もの軽トラが、何百メートルもの長い隊列で街中をパレードする光景はまさに壮観。しかもすべての車に同乗者の姿があります。

 出発集会にも多くの人が駆けつけ、150人の会場もすぐに満員御礼となり、外に人があふれる事態に。参院選長野県選挙区の野党統一候補で元キャスターの杉尾秀哉さんが、熱のこもった力強いあいさつをしたほか、民進、共産、社民の各党の代表者もかけつけ、大きく盛り上がりました。

 準備は地域内の自治体ごとの「9条を守る会」を中心に、ノボリや横断幕の用意、参加の声かけを進めてきました。パレード実行委員長で、長野県農民連会員の海川善広さん(大町市の米農家)は、「これほどの取り組みになったのは、“こんな国民無視、憲法無視の安倍政治は絶対に許せない。参院選で何としても自公勢力を少数にしたい”との熱い思いが、地域のなかにみなぎっているから」と言います。「戦争法だけでなく、TPPでも消費税増税でも安倍政権の暴走を止めよう」と、地元農民連の会員も数多く軽トラで乗り付け、パレードに参加しました。

(新聞「農民」2016.7.4付)
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2016年7月

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