2017年6月


2017年6月26日(第1268号)

スペースマーク 戸別所得補償制度の復活を農家に励みになる制度戸別所得補償制度に関する意見書の採択自治体
農民連など7団体で構成する「安倍政権の地域農業・農協つぶしに反対し、食料・農業・地域を守る運動をすすめる連絡会」は6月8日、農業者戸別所得補償制度の復活を求める署名提出院内集会を開きました。
スペースマーク 共済とナラシを維持すべき 再生産を担保する制度に
参議院農水委員会で6月13日、収入保険制度の創設などを含む農業災害補償法改定案の審議が行われ、北海道農民連委員長で畑作・野菜農家の山川秀正さん(十勝管内音更町)、北海道農民連盟書記長で米・麦・野菜農家の中原浩一さん(上川郡和寒町)らが、参考人として意見陳述しました。
スペースマーク 「共謀罪」法の強行成立に抗議し、廃止を要求する
一、自民党、公明党、日本維新の会は6月15日早朝、参院法務委員会での議決を飛ばし、法務委員長の「中間報告」という異常な禁じ手まで使って、共謀罪である「テロ等準備罪」法案を参議院本会議で強行採決した。
スペースマーク 共謀罪を許すな! 辺野古埋め立て止めろ
沖縄県名護市辺野古の新基地建設と「共謀罪」法案に「ノー」を突きつける「止めよう!辺野古埋立て 共謀罪法案は廃案に! 国会大包囲」が6月10日に行われ、北海道から沖縄まで各地から、「共謀罪」法案反対を掲げた集会では最大となる1万8000人が参加しました。主催は、総がかり行動実行委、「止めよう!辺野古埋立て」国会包囲実行委、基地の県内移設に反対する県民会議。共謀罪NO!実行委が協賛しました。
スペースマーク 農のこころ
初郭公違へずめぐる農暦
スペースマーク 農家が得する税金コーナー
固定資産税の課税明細書をチェックしたところ、農小屋が建っている畑に宅地並みの課税がかかっていました。農小屋と畑を区分し、(1)畑は農地課税に、(2)農小屋は農地評価のうえ、造成費がかかっていないのでその分の減額を要求し、ただちに是正されました。
スペースマーク みんなが食べるお米 どうやって作るのかな
山形県の庄内農民連は5月30、31日の両日、東京都内の品川区と大田区にある小学校でお米の出前授業を行いました。庄内農民連青年部2人の手記を紹介します。
スペースマーク 地域の話題あれこれ
青森市の北に位置する人口2890人の青森県東津軽郡蓬田村は西に大倉岳、東に陸奥湾がある農業と漁業(ホタテの養殖)の村です。近年ではトマトの栽培に力を入れており、夏には流しそうめんならぬ、流しトマトのイベントが開催されています。
スペースマーク 平和の人の輪九条花だん
群馬県の利根沼田農民連女性部は、2カ所目の九条花だんを沼田市利根町につくりました。場所は、県北部の国道120号沿いで、農民連利根町直売所の前です。
スペースマーク 旬の味
北上してきた桜前線も先月11日に到着し、農作業も忙しくなってきました。今冬は雪が少なく強い風も吹かず穏やかだったこともあり、土壌凍結も浅く雪解けとともに畑に入ることができるようになりました

2017年6月19日(第1267号)

スペースマーク 改憲・共謀罪、FTAノー! 今こそ、仲間づくりを
農民連は6月7日、都内で全国会長・事務局長・書記長会議を開き、全国から90人が参加しました。
スペースマーク 畜産経営安定法改定
酪農の指定団体を通さずに出荷した生乳にも加工原料乳の補給金を交付できるようにするなどを内容とする「畜産経営安定法」の改定案が6月9日、参議院で可決、成立しました。6日に参議院農水委員会で、酪農家で北海道農民連副委員長の石澤元勝さんが参考人として意見陳述を行いました。石澤さんの発言の要旨を紹介します。
スペースマーク 野党はがんばれ!第42回 公害被害者総行動
内心の自由を処罰する憲法違反の共謀罪を巡って、与党による強引な国会審議が続く中、国会周辺では連日、市民による抗議行動が行われています。
スペースマーク 農のこころ
アスパラの甘きを積んで子等帰京
スペースマーク 農家が得する税金コーナー
固定資産税をチェックしたら、「数年前に売った土地など他人の土地が課税されていた」「すでに取り壊した倉庫が課税されていた」などの間違いを発見。役場に問い合わせたところ間違いを認め、すぐ下がりました。
スペースマーク おたまじゃくし見つけた
農民連産直センター 新婦人のみなさんと田植え交流会/北はりまでは さつまいもの苗植え交流会
スペースマーク 醤油原料は県産がいいな
6月1日、毎年恒例の千葉県農民連女性部の「あらぐさのつどい」が行われ、36人が参加しました。
スペースマーク この人
写真を見て、誰かに似ていると思いませんか? そうです。農民連元会長の佐々木健三さん(福島、酪農)ですね。実は、写真に写っている佐々木忠幸さんは、健三さんの弟さんなのです。
スペースマーク 旬の味
世界遺産に登録された高野山まで車で25分の場所に住まいを移したのは今から11年前のことです。「退職したら家を変わってやるぞ」と、孫を思う夫の一言に嫁は、「お父さん、幼稚園から通わせたいのでしばらく同居させてください」と、思いもかけずに同居が始まったのです

2017年6月12日(第1266号)

スペースマーク 戸別所得補償制度の復活を
新潟県は2017年度から、県独自の施策として、経営環境が不利な中山間地域の農業者を支援する「公的サポート」モデル事業を新規に実施しています。米山隆一知事は昨年10月の知事選で、「福島の検証が終わらない限り原発再稼働の議論はしない」「TPPから新潟県の農業を守る」などと並んで、「戸別所得補償の復活」を公約に掲げていました。今回の事業は公約実現の第一歩であり、新潟県だけでなく全国の農家にとって大きな“希望”です。米山知事に聞きました。
スペースマーク 食・農、地域を守る 草の根の共同運動を
国民の食糧と健康を守る運動全国連絡会(全国食健連)は5月27、28の両日、東京・浅草で総会を開き、20都道府県、14団体から57人が参加しました。
スペースマーク 共謀罪NO!ジェンダー4署名を国会へ提出
「共謀罪法案の廃案を求める市民の集い」が5月31日、東京・霞が関の日比谷野外音楽堂で開催され、4700人の市民が集いました。主催の実行委員会には、共謀罪NO!実行員会や総がかり行動実行委員会のほか、アムネスティ・インターナショナルやグリーンピース・ジャパン、ピースボートなども参加しました。
スペースマーク 農のこころ
余り苗届き最後の田を満たす
スペースマーク 農家が得する税金コーナー
新聞「農民」編集部と農民連税金対策部がタッグを組んだ毎週連載の新企画「農家が得する税金コーナー」を今週からスタートします。
スペースマーク 今年の夏は台湾へ!
農民連青年部は今年25年目を迎えます。今年の夏の学習交流会は日本を飛び出して台湾での開催を予定しています。国際農民組織「ビア・カンペシーナ」とのつながりを生かし、台湾農村陣線(TRF)を訪問します。
スペースマーク 農業共済制度の見直し
政府は平成31(2019)年度から「収入保険制度」を導入する予定で準備をすすめています。この制度は新たな「収入保険」の新設と同時に農業災害補償制度を見直し、いずれかを選択することができるとしています。「収入保険」の問題点は他に譲り、ここでは見直しされる農業共済制度の問題点を指摘します。
スペースマーク あなたに忍び寄る遺伝子組み換え汚染(1/4)(2/4)(3/4)(4/4)茨城県産 はるばるきたのね下北まで
今国会で米、麦、大豆などの主要農作物の種子に対する国・自治体の公的責任などを定めた主要農作物種子法が廃止され、今後はモンサント社などバイオテクノロジー多国籍企業による種子の支配が進むおそれがあります。遺伝子組み換え(GM)作物・動物・食品の現状はどうなっているのか。じわりと忍び寄る遺伝子組み換え汚染の現実が……。
スペースマーク 多国籍企業の農業支配に 連携強めて反撃を!!
5月22日から25日までインドネシア・ジャワ島中南部のジョグジャカルタで国際農民組織ビア・カンペシーナ東南・東アジア地域会議が開かれました。
スペースマーク 都市農業の振興のために きわめて重要な都議選
東京都議会議員選挙が6月23日告示、7月2日投票で行われます。自民・公明の歴代知事与党のもとで進められた大規模開発、築地市場の豊洲移転、くらし・福祉切り捨てを許さず、都民生活最優先、都市農業振興のためにも、都議選はきわめて重要な選挙です。
スペースマーク 憲法変えるな 政治を変えろ
憲法変えるな、政治を変えろ。声をあげよう。命と自由のために―全国各地から1800人の若者が集結し、若者憲法集会が5月21日、東京都内で行われました。
スペースマーク 国の責任を放棄 知見を民間に提供
5月17日に岡山市内で開かれた「主要農作物種子法」廃止についての中四国説明会に参加しました。中四国管内の県や市町村職員、農協職員ら50人ほどの参加でした。
スペースマーク はじめまして 私も88歳の新入会員です
今年88歳になる峰岸房雄さんは、埼玉県加須市で水田5ヘクタール(完全無農薬米含む)、畑1ヘクタール(ハウスと路地栽培)、大豆、麦を5人のパート職員を雇用し生産するスーパーオールド農民です。
スペースマーク 地域の話題あれこれ
6月に入り、もう梅雨になっていく時期に宮城県蔵王町ではカモミールの花が満開に咲き誇っています。毎年、このカモミールの花が咲くのに合わせて蔵王ハーブ祭というイベントを開催しています。
スペースマーク ヤゴみつけた!!大はしゃぎ
5月29日、千葉県農民連の会員で、千葉市緑区の熊手正幸さん(52)の田んぼで、保育園児が親子で田植えを行いました。湧水が流れ込む5アールほどの谷津田に、親子の笑い声が響きました。
スペースマーク 旬の味
わが家の納屋の一角に古い縄綯(なわない)機がある。昔父が使っていたもので、さびて今すぐ使用できる状況ではないが、左手にワラを持ち、右手でワラを数本ずつ差し込みながら左右の足を踏むことで縄に変化していく様子を感動しながら見ていた幼い日が懐かしい

2017年6月5日(第1265号)

スペースマーク 温暖化が食卓を直撃?米国産の輸入拡大しろ 検疫は“非関税障壁”だ
「原料の国産ジャガイモが調達できず、ポテトチップスの販売を一時休止します」――今年4月、こんなニュースとともに、全国のスーパーやコンビニの店頭からポテトチップスがいっせいに姿を消しました。原因は、昨年の夏に北海道を襲った長雨と3つの台風で、ジャガイモ生産が大打撃を受けたこと。気候変動が農作物の不足となって、食卓に影を落とし始めています。
スペースマーク 「共謀罪」法案の衆院強行採決に抗議し、廃案を要求する
一、自民党、公明党、日本維新の会は5月23日、共謀罪である「テロ等準備罪」法案を衆院本会議で強行採決した。農民連はこの暴挙に断固抗議するとともに、憲法違反の「共謀罪」法案を、4たび廃案に追い込むために全力をあげる。
スペースマーク 日米FTAもTPPも許さない運動を
ベトナムで開かれたTPP11の閣僚会合が何の合意もできずに終わりました。石原TPP担当大臣は「11カ国の結束は保たれた」と述べる一方、「閣僚声明は11カ国での発効に向けた道筋を示せる内容になっているのか」との記者団の質問に対しては「そこから先のことは発言を控えさせていただきたい」と言葉をにごしました。
スペースマーク 農のこころ
植田澄む水の地球のひとところ
スペースマーク 20〜30代の担い手 農地の1割を耕す
米単作地帯で20〜30代の新規就農者が15年間で24人定住し、町内の農地の1割以上、230ヘクタールを耕作し地域農業を支えている――福井県南西部の若狭町、かみなか農楽舎を紹介します。
スペースマーク 「共謀罪」を廃案に 労働法制改悪ノー
労働法制の改悪と共謀罪の創設に反対する連帯集会が5月24日、東京・日比谷野外音楽堂で開かれ、2500人が参加しました。主催は、労働組合や市民団体などでつくる「労働運動と市民運動の連帯を目指す1日実行委員会」。
スペースマーク “国は被災者の声を聞け”
災害被災者支援と災害対策改善を求める全国連絡会(全国災対連)は5月10日、被災者の救済と国の責任で復興を進めることなどを求める、5・10国会行動を行いました。東日本大震災の被災3県や茨城、熊本などから参加した被災者など、約200人が被災者生活再建支援金の引き上げなどの要求を国に訴えました。
スペースマーク 消費者の皆さんと作る「みんなで米めん」
農民連ふるさとネットワークの産直カタログ(2017年夏季)に掲載されている「みんなで米めん」。原料米のヒノヒカリは、米農家の寺川豊さんが、奈良県大和郡山市矢田山系の谷あいの田んぼで、10年以上前から化学農薬や化学肥料を使わずに作り手のいなくなった田んぼを借りて作っています。
スペースマーク まめちゃんと一緒に大豆をつくろう!!
今年で3年目を迎える東京農民連と新日本婦人の会東京都本部の「まめちゃんといっしょに大豆をつくろう! プロジェクト」。今年の取り組みのスタートとなる大豆の種まき体験会が4月23日、東京都清瀬市の小寺農園で行われました。晴天に恵まれ子どもを含めて25人が参加し、枝豆の種を畑に植えました。
スペースマーク 田植え交流会
新日本婦人の会石川県本部と県農民連の田植え交流会が5月14日、能美市辰口町で、おとな23人、子ども27人の参加で盛大に行われました。今年は天候にも恵まれ3歳未満の幼児から70代まで家族連れでの参加者が多くありました。
スペースマーク 旬の味
阿武隈の山々が萌黄色から新緑まぶしい季節になってきました。福島県二本松市東和地区の桜も例年より少し遅れての開花でしたが、桜マップを手にした観光客がたくさん訪れました。その後もツツジ、クマガイソウ、アジサイと続く花々は季節を彩りながら私たちの暮らしに潤いを与えてくれます
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