はじめまして
私も88歳の新入会員です
“スーパーオールド”農民 峰岸房雄さん
〈埼玉県加須市〉
産直に参加したいと農民連に
今年88歳になる峰岸房雄さんは、埼玉県加須市で水田5ヘクタール(完全無農薬米含む)、畑1ヘクタール(ハウスと路地栽培)、大豆、麦を5人のパート職員を雇用し生産するスーパーオールド農民です。
今年の3月、埼玉農民連のチラシを見て、東部農民センターに、「米と野菜の産直に参加したい」と連絡を寄せ、入会しました。
耳は少し遠いものの、市場出荷のため、さいたま、上尾、戸田の各市にも自ら車を運転して配達します。
農業生産のための機械設備も、コンバイン2台、乾燥機3台、軽トラック2台、ワゴン1台、ダンプ1台、トラクター3台、大豆の選別機、フォークリフト1台などを所有。そのすべてを峰岸さんが運転するとのことです。
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フォークリフトを自由自在に操る峰岸さん |
そのなかで、無農薬栽培にこだわり、若い農業者のグループ(5人)を今年新たに独立させるなど後継者育成にも力を入れています。
小柄でおばあちゃん思いの峰岸さんは農業を始めて60年以上になります。「食料を生産する、ものを育てる百姓ほど楽しい仕事はない」とますます元気です。
(埼玉農民連 松本慎一)
(新聞「農民」2017.6.12付)
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