2009年12月


2009年12月21日(第906号)

スペースマーク 農産物の大暴落止まらず臨時国会 1件も採択されず
米価の下落に加え、ブロッコリー1個5円、リンゴ1個3円……。年の瀬を迎え、農産物の大暴落が農家に重くのしかかっています。全国食健連(国民の食糧と健康を守る運動全国連絡会)は12月9日、全国各地で行われた2009年秋のグリーンウエーブ(食糧の波)の取り組みを締めくくる中央集結行動を都内で行いました。
スペースマーク 県や神戸市、JA県中央会と兵庫食健連が懇談・要請食品の安全性評価のあり方は?
兵庫食健連は11月24日から27日にかけて、神戸市農政担当課と市の教育委員会、JA県中央会、兵庫県農政関係部局にそれぞれ要請し、懇談を行いました。
スペースマーク 準産直米・組織拡大で活発に論議日米FTA交渉に反対
農民連の中国地区ブロック交流会が11月30日、12月1日の2日間、岡山県美作市で開かれ、中国5県から60人が参加。準産直米の取り組みや「いかにして組織建設を進めるか」などを意見交換し交流しました。
スペースマーク 農のこころ
畑の黙ゆるやかに解く冬陽ざし
スペースマーク 新聞「農民」を読み始めました
先の総選挙や県知事選挙の演説会場で、農民連の選挙ビラを手にしました。この内容に共感するところがあり、新聞「農民」の購読を始めました。食料自給率の向上と食糧主権の確立を正々堂々と訴え続ける農民連と新聞「農民」に深い敬意を表します。
スペースマーク 「農にとってなぜ、いまダーウィンか」
今年は、生物界の多様性を解明した先駆者、ダーウィンが『種の起原』を発刊してから150年目にあたります。ダーウィンは『種の起原』で、「万物は創造主によってつくられ、それ以後、不変である」とする神学から、「生き物はもとの種から変化して今日の多様な姿になった」と説きました。そして、なぜそうなったかという原理を明らかにし、科学的な生物観を確立しました。
スペースマーク 百姓フォーク ヒューマン・ファーマーズ/結成20周年ライブ“千秋楽”
1988年に結成された百姓フォークバンド「ヒューマン・ファーマーズ」の「20周年フォークライブ〜千秋楽」が12月6日、茨城県結城市で開かれました。一連の20周年コンサートを締めくくるライブです。主催は、結城市の文化サークル「かるちあ農園(ふぁーむ)」。
スペースマーク 産直センターふくしま「産直カフェ」リニューアルオープン
福島県農民連・産直セン夕ーふくしまの直売所「産直カフェ」が11月21日、リニューアルオープンしました。
スペースマーク 旬の味
来年度の米を中心とした農政について、農水省に要請する行動に参加した。要請項目に対して、農水省の役人が説明するわけだが、驚くことがいくつかあった

2009年12月14日(第905号)

スペースマーク 農地は都民の“宝”
新鮮で安全な農産物の提供、防災機能、憩いの場など都市農地が改めて見直されています。都市農業の振興のためにも、農地の保全と農家の負担軽減は急務です。
スペースマーク 相続税の大幅軽減を
東京農民運動連合会(田中山五郎会長)は11月20日、財務省を訪れ、東京の農業を守り、農家の相続税の大幅軽減を求めて要請を行いました。日本共産党の小池晃参院議員が同席しました。
スペースマーク 新聞「農民」に期待します
当JAは、青森県の下北半島の付け根に位置し、夏は冷たい「ヤマセ」が吹きます。この冷涼な気候を生かして野菜が作れないかと、1982年から「葉付きこかぶ」に取り組み、現在50人の生産者によって年間7億7000万円を売り上げ、夏場の一大産地として確立しました。「こかぶ」は果肉が軟らかく葉も丸ごと食べられ、栄養面でもカルシウム、ビタミンなどが豊富に含まれています。これからも地域のブランドとして取り組んでいきます。
スペースマーク 食糧主権確立は世界の流れ会員・読者拡大の年間目標 年内に必ずやり切るゾ
11月24、25の両日、埼玉県秩父市で「農民連関東ブロック秋季研究交流集会」が開かれ、1都8県から110人が参加しました。
スペースマーク 消費と生産のつながり深くどうなる日本の農政?
日本科学者会議東京支部は11月29日、八王子市の中央大学多摩キャンパスで、「東京の食と農―つなげよう生産と消費」をテーマにシンポジウムを開きました。東京の食と農の問題を追究し、生産と消費をつなげていこうというのが、シンポジウムのねらいです。
スペースマーク 農のこころ
朝採りの冬菜きらめき売られをり
スペースマーク COP15の焦点と問題点(下)
COP15(国連気候変動枠組条約第15回締約国会議)では、ビア・カンペシーナも様々なNGOと共同してアピール行動を行います。
スペースマーク ベネズエラ農業視察ツアー(4)
ベネズエラの革命で一貫して重視されているのは「参加型民主主義」。新しい社会は上から与えられるのではなく、「国民が主人公となって自らつくる」という考え方です。社会変革に地域住民が積極的に参加する仕組みとして始まったのが、「住民共同体」の建設です。
スペースマーク 映画「いのちの山河―日本の青空 II」みて
11月28日、岩手・花巻市で映画「いのちの山河〜日本の青空 II」(監督・大澤豊)の上映会があり、制作協力券を買っていたので、見てきました。期待以上のすばらしいできあがりで、感動で涙がとまりませんでした。
スペースマーク 玄米工房大収穫祭BRAぶらしんのみ祭り バスで行ってきました
11月28日、埼玉県・北越谷駅前の米屋=玄米工房北越谷本店前で「大収穫祭」が開かれました。農民連の生産者らも駆けつけて、新鮮な農産物や加工品を即売。たくさんのお客さんでにぎわいました。
スペースマーク 奈良で産直20周年記念収穫祭
奈良県農民連と新日本婦人の会は11月21日、明日香村で「奈良県農民連21周年・新婦人産直20周年記念収穫祭」を開催しました。
スペースマーク 旬の味
民主党中心の政権が誕生して80日近くになろうとしている。農協や農業委員の仲間から聞かれた期待の声が、失望に変わろうとしている

2009年12月7日(第904号)

スペースマーク 大盛況! 産直みほん市2009
「日本列島3000キロ産地がまるごとやってくる!」―農民連ふるさとネットワーク、農民連、日本販売農業協同組合連合会(日販連)が実行委員会をつくり、「ふるさと産直みほん市2009」が11月17日、東京・大田区の産業プラザ大展示ホールで開かれ、来場者・出展者合わせて760人余りが参加しました。農水省と東京都、大田区、自治体問題研究所が「後援」、農業農協問題研究所と全国食健連が「協賛」しました。
スペースマーク 政府備蓄米16万トン買い入れへ県内の自治体・農協訪れ懇談 食料自給率向上署名を訴え
政権交代後、初の食料・農業・農村政策審議会食糧部会が11月26日に開かれ、農水省は2009年度の政府備蓄米を16万トン買い入れると表明。農民連の要求がようやく実りました。
スペースマーク 国民の声集め国会動かそう税金相談会で2人加入
臨時国会の会期末を控えた11月25日、「軍事費を削って、くらしと福祉・教育の充実を」国民大運動実行委員会、安保破棄中央実行員会、中央社会保障推進協議会は、「労働者派遣法の抜本改正」「沖縄新基地建設反対」「後期高齢者医療制度廃止」などを掲げて国会前で行動し、約300人が参加しました。農民連本部からも参加しました。
スペースマーク 農のこころ
柿熟るる一揆のさまに村猛る
スペースマーク COP15の焦点と問題点(上)
12月7日から18日にかけて、デンマークの首都コペンハーゲンで、「国連気候変動枠組条約第15回締約国会議(COP15)」が開かれます。ますます深刻化する地球温暖化に、世界はどう歯止めをかけるのか――。COP15の焦点と、日本の温暖化対策、農民連やビア・カンペシーナの取り組みを紹介します。
スペースマーク 日本の農業、ここにあり 農家のこだわり業者・消費者に(1/2)(2/2)
「みなさんの顔がいきいきしていてよかった」、「日本の農業がもっとよくなるよう、みんなが協力してがんばりましょう」―たくさんの感想は、出展した生産者の心に響きました。その一部を紹介します。
スペースマーク 手づくり“しめ縄”お正月にいかが!
お正月には欠かせない「しめ縄」。古代から、その年にとれたわらと稲穂には災いを払う力があるといわれています。
スペースマーク 体の続く限り蜂屋柿づくり
今年も蜂屋柿を干しました。天候不順で、生柿の生産量は非常に悪い年になりましたが、わが家はなんとか昨年並みを確保できました。
スペースマーク 『試論 ペンと戦争』『山は青く、水は清き』発刊に寄せて
小林節夫さんは、これまで自らがたたかった農民闘争と運動のナショナルセンターとしての農民連結成への軌跡をつづった『怒りの炎―農、星霜と夢』と、宮沢賢治論『農への銀河鉄道―いま地人、宮沢賢治を』を発刊されている。いずれも小林さんのほとばしる情熱と確固たる信念に感動し、同時にその感性豊かなバイタリティーに鼓舞されたが、その続編として『試論 ペンと戦争』と『山は青く、水は清き』が、2冊セット本として福島県のSEEDS出版から発刊された。
スペースマーク ベネズエラ農業視察ツアー(3)
視察団が訪問したララ県のアナ・ソト農場は、大土地所有の未利用地を収用して農民の協同組合に引き渡す「サモーラ計画」によって、各地に建設されている「サモーラ農場」の一つです。
スペースマーク 私と農業/食糧の「自給」が目標
私は1948年、大阪・交野市で生まれ、眼科医院を開業していました。4年前から保団連会長を務めています。保団連は、全国の医師・歯科医師約10万人の団体で、地域医療を充実・発展させ、開業医の経営を守ることをめざしています。
スペースマーク お客様感謝デー「みかん狩り」
11月8日、今治市菊間町の私のみかん園でみかん狩りを行いました。日ごろご愛顧いただいている人たちを招き、「お客様感謝デー」として実施。北海道から2家族6人、松山から家族連れなど8人の計14人が参加し、初めての人も、何度も来ている人も、それぞれに楽しんでいました。「無農薬だから安心」といって皮ごと丸かじりしている人もいました。
スペースマーク BRA(ブラ)ぶら しんのみまつり昔ながらの結婚式に拍手
11月14日、千葉県多古町旬の味産直センターの「BRAぶらしんのみまつり」が開かれ、新日本婦人の会の会員やその家族をはじめ、東京、神奈川、茨城など各地から貸し切りバスでかけつけた2000人の参加者でにぎわいました。
スペースマーク 伝統食列車第18号“走る”
「日本の伝統食を考える会」の「伝統食列車第18号」が、11月13日から15日までの3日間、宮崎県綾町を走りました。同会の小畑せい子さんにリポートしてもらいました。
スペースマーク 旬の味
ふるさと産直みほん市に、初めて参加した。自分の地域の農産物や加工品を宣伝して売り込もうという目的もあったが、全国から集まるふるさとネットワークの品ぞろえに、一番興味があった
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