農民連の選挙政策に共感
新聞「農民」を読み始めました〈投稿〉
茨城・潮来市 黒須 学さん
先の総選挙や県知事選挙の演説会場で、農民連の選挙ビラを手にしました。この内容に共感するところがあり、新聞「農民」の購読を始めました。食料自給率の向上と食糧主権の確立を正々堂々と訴え続ける農民連と新聞「農民」に深い敬意を表します。
農人の一人として零細な酪農家が集まって畜産業組合を結成し、米作農家とともに手を携え、外米輸入と稲作の青刈り・減反阻止に立ち上がりました。そして、町村長や議会、農協、水田利用対策本部などへの請願および公開質問状など断固反対の抗議行動を行い、特に、青刈りの現地調査と強権的な立ち入りには、「中止せよ」と身をていして抗議を繰り返してきました。
しかし行政側は、減反目標を達成しない町村には土地改良の道路・用排水工事などに補助金をいっさい助成しないとおどしをかけ、泣きながら青刈り・減反に走る者もあり、米作への夢と希望を喪失する悲壮な状況が展開されました。
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“一升カンパ”呼びかけ、村の要所に立看板を掲げた(1984年ころ) |
外米を買って日本の農民の暮らしが成り立つのでしょうか。食と農をまもる農民連の発展を期待します。
(新聞「農民」2009.12.21付)
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