奈良で産直20周年記念収穫祭
県農民連と新婦人
飛鳥鍋などに大行列
もちつきも大盛況
農作物はつめ放題
奈良県農民連と新日本婦人の会は11月21日、明日香村で「奈良県農民連21周年・新婦人産直20周年記念収穫祭」を開催しました。
実行委員長の農民連会長と新婦人県本部の代表によるあいさつで幕を開けた収穫祭は、予想を大きく上回る参加者で、農民連の会員が計画し、協力して作った炊き込みご飯やのっぺ汁、飛鳥鍋などの料理は大行列。「これじゃ足りないかも」と心配するほど。
青年部によるもちつきにも人だかりができ、参加者は力強くきねを振るうようすをカメラで撮ったり、できたてのおもちをほおばったりと大盛況。また、特設ステージでは、新婦人のみなさんがリズム体操やコーラス、バンド演奏、踊りなどを次々と披露し、こちらも大いに盛り上がっていました。
地産地消バザーのコーナーでは、生産者自らが自慢の農作物を販売しました。ブロッコリーやサツマイモ、くるみ、こんにゃく、柿のつめ放題、手作りジャムなどが並び、「置いた端から全部売れていった。もっと持ってくればよかった」といううれしい悲鳴も。
みんなで楽しめる絵本作り、しめ縄、雑貨製作などのワークショップもあり、ミニ動物園からは子どもたちの歓声があがっていました。
にぎやかな一日は、江州音頭の総踊りで締めくくり。人と人、食と農のつながりを深めることのできた収穫祭となりました。
(奈良県農民連 池田訓章)
(新聞「農民」2009.12.14付)
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