2009年2月


2009年2月23日(第865号)

スペースマーク つながり大切に 輪をよりひろく
農民連青年部は2月8、9の両日、第17回総会を都内で開き、全国各地から過去最高となる80人を超える参加者が集いました。半数近くが初参加の総会では、未来の農業を担う青年たちの生き生きとした取り組みに拍手が送られ、「地域での活動や仲間作りに生かそう」との決意にあふれました。
スペースマーク 総選挙で9条生かす国づくりを鹿児島県で女性部結成
あきた農林水産九条の会は1月18日、秋田市で「結成2周年のつどい」を開き、約60人が集まりました。
スペースマーク 春の大運動 各地で盛り上がり
農民連大会が呼びかけた「春の大運動」(3月末まで)。各地で、会員・新聞読者拡大の取り組みが始まっています。
スペースマーク 食糧主権の確立に向けて漁業・水産業者も運動大きく
業者や水産関係者、研究者などでつくる「21世紀の水産を考える会」は2月7日、東京都内で09年度総会と講演会を開き、約20人が参加しました。
スペースマーク 農のこころ
二月はや勇みて爺の畑めぐり
スペースマーク 「農民」読者が親ぼくと交流自主申告に全力尽くす
長野県連・佐久農民センター(臼井宙治郎会長)は2月7日、佐久市で新聞「農民」読者の親ぼくと交流、そして学習を目的に、「第1回佐久地方読者のつどい」を開き、50人余りの読者が参加しました。
スペースマーク 第18回大会の発言からMA米輸入中止求める意見書
9条りんご、9条米に他団体と一緒に取り組む/農家数超すMA米中止署名、議会を動かす力に
スペースマーク 女性農民が“主人公” 自らの力で問題解決
農民連女性部との交流を進めようと、韓国女性農民会(略称・KWPA)組織教育局長のユ・ファヨンさんと、政策局長のキムファン・キョンサンさんの2人が、2月1日から4日まで来日しました。2人は、農民連女性部の総会に参加したほか、農民連女性部役員や本部事務局との懇談、千葉・船橋農産物供給センターの直売所や配送センターの視察などを行いました。
スペースマーク 旬の味
農民連結成20年の節目に、感慨ひとしおの感がある。古希を過ぎたわが生涯を振り返って、結成からはや20年も過ぎたのかという思いと、結成までの長い苦節の時代が思い出される。社会発展の弁証法にあらためて“なるほど”と納得する

2009年2月16日(第864号)

スペースマーク 作って、売って 希望広げよう!全国から120品超す“ふるさとの味”食べて飲んで歌って踊って
「作って、売って、希望を広げよう!」――農民連女性部の第20回総会が2月1、2の両日、東京都内で開かれ、各地から126人が集いました。会場には爆笑に次ぐ爆笑が沸き起こり、「食べ物は命のみなもと。農業は私の誇り」「女性部こそ農民連の大黒柱」という自信と元気みなぎる総会となりました。
スペースマーク 食の安全・消費者の信頼とり戻すには
中国製冷凍ギョーザ事件から1年。その後も汚染米、食品偽装など食の安全と消費者の信頼を脅かす事件が相次いでいます。日本科学者会議食糧問題研究委員会は1月31日、東京都文京区でシンポジウム「これでよいのか、日本の食と農―食の安全から生協・行政のあり方を考える」を開き、100人を超える参加者が、食と農業の問題を考え、意見を交流しました。
スペースマーク 3・13統一行動へ運動大きく
農民連も参加する「3・13重税反対全国統一行動中央実行委員会」は、2月4日、東京都内で学習交流会を開催し、12団体から115人が参加しました。学習を力に、3月13日の統一行動に向けて大きな運動をつくろうと開かれたものです。
スペースマーク 結成直後から20年間、一緒に産直運動で前進
農民連結成20周年おめでとうございます。20年前、アメリカの農産物が大量 に輸入され、食の安全と健康が脅かされ、子どもたちがアトピーやぜんそくで苦しんでいました。そういうなかで、農民連が結成されると聞き、大喜びしました。そしてその翌年から一緒に産直運動に取り組んできました。
スペースマーク 農のこころ
大キャベツ剥がす隙間に春の音
スペースマーク “おいしさ”を 給食室から地域から息子が作った“わらづと納豆”一家でおいしく…
第23回全国保育所給食セミナー(全国保育団体連絡会など主催)が、1月30、2月1の両日、埼玉県内で開かれました。今回のテーマは「ほんとうの『おいしさ』ってなんだろう?―食はいのちのみなもと、子どもたちに希望ある未来を!」。保育士、調理職員、保護者ら約1300人が参加し、安全な食材で子どもたちの味覚や情操をもはぐくむ給食をどう提供するか、熱心に討論しました。
スペースマーク 第18回大会の発言から
税金の申告は大切、きちんと取り組もう/納税猶予の制度大いに活用し自ら財産守ろう
スペースマーク 地元に愛される直売所にしよう
昨年10月にオープンした奈良県農民連の直売所「旬の里 まみが丘」は、「新鮮で安心、安全」をモットーに地元に愛される直売所をめざしています。会員同士の交流とほかの直売所見学を目的に、1月28日「直売所視察ツアー」を行ないました。参加者は、出荷している農家とスタッフ、あわせて29人です。
スペースマーク この人
福岡・農業体験している大学生 植西 あすみさん
スペースマーク すばらしい力士育てて下さい
ともに昨年初場所で引退した元小結・栃乃花の二十山(はたちやま)親方(35)と元前頭筆頭・栃栄の竹縄親方(34)の引退相撲が1月31日、東京・両国国技館で行われました。土俵上で力士が並んで断髪式を行うのは47年ぶりで、先代(元横綱・栃ノ海)や現師匠の春日野親方(元関脇・栃乃和歌)ら約300人が大いちょうにはさみを入れました。
スペースマーク 旬の味
2月4日、衆議院予算委員会室が静まりかえった。直前まで、民主党の菅直人議員の質問にヤジが飛び交っていた同じ場所とは思えない。心なしか麻生首相の顔も引きつっているように見える。現場にいたわけではないが、NHKの国会中継は部屋の空気まで伝えているようだ

2009年2月9日(第863号)

スペースマーク りんご農家大苦境雑誌「農民」59号できました
本紙ですでに報道した青森県津軽地方をはじめ、全国のりんご産地では昨年、自然災害が多発しました。気候変動の影響も指摘されているほか、輸入果汁と競合して加工の道も閉ざされるなど、りんご農家の苦境は深まるばかりです。
スペースマーク 森と米守ることは地球環境守る第一歩
農民連に団体加盟する「農の会」が、1月24、25の両日、定例研究会を開きました。
スペースマーク 地域経済の再生こそ大切
国民の食糧と健康を守る運動富山県連絡会(小林定雄代表)は昨年12月14日、砺波市内でシンポジウム「食の安全と農業」を行い、生産者、消費者、流通 業者ら約70人が参加しました。
スペースマーク 農のこころ
生きざまの闇の深さに豆を撒く
スペースマーク 食糧の買い占め・投機から外国の農地の買い占め・農地の囲い込みへ
食糧の買い占め・投機から外国の農地の買い占め・囲い込みへ――いま、世界でこんな動きが急速に表面化しています。
スペースマーク 農を守り拓(ひら)くため ヤングパワー全開!
農民連大会では、全国から53人が発言。ある参加者が言いました。「テレビでオバマが演説していたけど、大会の発言こそ全世界に生中継してほしいなあ」―4人の若者の発言(大要、一部補足)を紹介します。
スペースマーク 真嶋良孝(農民連副会長)著「いまこそ、日本でも食糧主権の確立を!」
好評だったブックレット「いまこそ、日本でも食糧主権の確立を!」の改訂版が、このたび発行されました。副題は「このままでは食べ物がなくなる?―ウソのようでホントの話」。農民連副会長の真嶋良孝さんによる書き下ろしです。
スペースマーク 果汁たっぷりのポン酢 香りがいいと評判です
兵庫農民連産直センターでは、新日本婦人の会兵庫県本部と協力して、醸造酢を使わずに「ゆず、すだち、だいだい、ゆこう」の4種類の果汁をふんだんに使ったポン酢を作りました。しょう油は、県産大豆を原料にした「農民連しょう油」で保存料を使っていません。「これって、香りがすごくいいね」と好評です。300ミリリットルで630円です。
スペースマーク みのう“大豆畑トラスト”を学びたい
昨年末、鹿児島県のJAさつま川内から福岡・みのう農民組合あてに1通の手紙が舞い込みました。「トラスト制度研修会の講師依頼について」という佐々木督文書記長あてのものでした。それによると、「うかたまNav」というプロジェクトチーム(農村と都市の交流・協働を提案、「消費者の意識を変えていく」ことが目的)が、トラスト運動に取り組んでいくにあたって、みのう農民組合の大豆畑トラストの経験を聞きたいというものでした。
スペースマーク 輸入農産物の実態を見学産直の品物もっと増やそう
奈良県農民連は昨年11月17日、「神戸税関視察ツアー」を開催し、15人が参加しました。「ぜひ、輸入農産物の実態が見たい」という農家の強い要望で実現しました。案内は、元神戸税関職員の柳沢尚さんです。
スペースマーク 農民連さんの野菜届きました
兵庫農民連では毎週土曜日、デイサービスセンター「星が丘ホーム」で野菜販売をしています。子連れ出勤OKの職場で、親とともにスタッフ気分の子どもたちがマイクを持って、「農民連さんの野菜が届きました。みなさん来てください」と放送すると、近所の人たちがソロリソロリと集まってきます。
スペースマーク 減反で荒れた田んぼ 私たちが復田して米づくりします
「こんなこと、やりたかったんだよ」「なんか、おもしろそう」―減反で荒れた田んぼを復田して田んぼづくりから米づくりを始めようと農家と消費者の交流がスタート。
スペースマーク オオハクチョウ3羽舞い降りる
12月29日から1月2日まで、栃木県上三川町の田んぼにオオハクチョウが3羽舞い降りました。
スペースマーク 旬の味
1月20日のワシントンには、歴史的瞬間に立ち会おうと全米や世界から約200万人が駆け付けた。初めてのアフリカ系大統領の就任を目の前に、観衆は興奮のるつぼと化したそうだ

2009年2月2日(第862号)

スペースマーク 20年の運動の蓄積を生かし たたかいと組織の飛躍を!読者拡大 目標1000部を超過達成
「80歳の身をかえりみず参加したが、農民連を立ち上げた20年前を思い起こし感無量。これから若い世代を育てます」「今ほど農民運動を続けてきてよかったと思える時はない。新聞読者と会員をおおいに増やしましょう」(参加者の感想から)―結成20周年を迎えた農民連の歴史的な第18回大会が、1月20日から22日まで東京・大田区産業プラザで開かれ、47都道府県から約400人の代議員・評議員が参加しました。
スペースマーク 白石淳一会長のあいさつ(要旨)選出された新役員(敬称略)各界から連帯のあいさつ(順不同、敬称略)各界からの祝電・メッセージ(順不同)
大会参加者のみなさん。農業を守り発展させるために、そして国民のみなさんに安心で安全な農産物を届けるために、全力で奮闘されていることに心から敬意を表します。
スペースマーク 全中からのメッセージ
全国農業協同組合中央会(全中)の茂木守会長から届いた大会へのメッセージを紹介します。
スペースマーク 牛の税金申告よくわかった
宮崎県と鹿児島県の農民連は12月22日、宮崎県都城市にある都北農民組合の事務所で、合同の「牛の税金学習会」を開きました。宮崎から5人、鹿児島から4人が参加しました。
スペースマーク 本の紹介 農民連参与・山本博史ほか著『いま、日本の米に何が起きているのか』
このブックレットは、汚染米事件などで疑問や不信が広がっている米の生産・流通 について、農民連参与の山本博史氏らが、わかりやすく語った一冊です。
スペースマーク どうなっているの? 日本の水産業 =9=
200カイリ体制の本格化による遠洋漁業からの撤退、マイワシ・マサバ資源の崩壊による沖合漁業の衰退で、国内の漁業生産量 は1988年の1200万トンから1998年の680万トンへ減少、ついには2006年の570万トンへと凋(ちょう)落しました。一方、その減少分を補うように輸入量 は増加し、2001年には380万トンにも達し、自給率を50%台まで押し下げました。
スペースマーク 農のこころ
雪むろの自給野菜の風味かな
スペースマーク ふるさと自慢ズラリ――楽しみながら親しく交流
農民連は大会初日の1月20日、結成20周年記念レセプションとして「ふるさと自慢市」を開催。多くの団体・個人、労働組合、関西・関東の米卸業者や米屋さんをはじめとする取引先などから200人を超える来場者が、47都道府県から持ち寄った自慢の物産品を囲み、交流を深めました。
スペースマーク 旬の味
「小規模農民は地球を冷やす」「ものを作ってこそ農民」は、数ある農民連のスローガンのなかでも、いまの農民に何が求められているのか、その目的と農民の誇りが明確にあらわされているので大好きだ。農業を営んでいて壁にぶちあたったとき、このスローガンを思い出しては勇気を奮い立たせている
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