「農民」記事データベース20090209-863-14

旬の味


 1月20日のワシントンには、歴史的瞬間に立ち会おうと全米や世界から約200万人が駆け付けた。初めてのアフリカ系大統領の就任を目の前に、観衆は興奮のるつぼと化したそうだ▼多少(No.)規模は違うけれど、同じ日に東京でも歴史的な農民連の大会が開催されていた。結成20年という記念すべき大会が。そこでは全国の農民が集い、日ごろの喜びや苦悩、仲間づくりを語りあい、励ましあい、共感しあうものだった▼2年に一度のこの大会。久しぶりに全国の仲間と再会し、それぞれの地域でがんばっている様子を伝え合うことで、明日への意欲がわいてくる。そして激動の20年間、たゆまぬ努力をしてきた諸先輩に学び、農民運動に確信を持って取り組もうと身の引き締まる思いがした▼アメリカでは「新しい時代が始まった」とその動向を全世界が注目している。食料自給率が40%のこの国で、今まさに農民連の出番! 世界中の農民と「食糧主権」を掲げ、農民連の新しい時代をともに築いていこう。

(山)

(新聞「農民」2009.2.9付)
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2009年2月

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