すばらしい力士育てて下さい二十山親方・年寄襲名披露式
農民連笹渡事務局長 同じ岩手出身の縁で出席ともに昨年初場所で引退した元小結・栃乃花の二十山(はたちやま)親方(35)と元前頭筆頭・栃栄の竹縄親方(34)の引退相撲が1月31日、東京・両国国技館で行われました。土俵上で力士が並んで断髪式を行うのは47年ぶりで、先代(元横綱・栃ノ海)や現師匠の春日野親方(元関脇・栃乃和歌)ら約300人が大いちょうにはさみを入れました。
二十山親方の出身地は、岩手県久慈市・旧山形村。農民連事務局長の笹渡義夫さんも同じ岩手県出身という縁で「招待状」が届き、年寄襲名披露式に出席しました。 相撲は、稲作にまつわる行事や風習から生まれたといわれ、昔は豊作か凶作かを相撲で占ったり、神に相撲を奉納して豊作を祈る習慣もありました。 大いちょうをきれいに散髪してスーツ姿で登場した二十山親方は「若手に胸を貸して自分が教わってきたことを伝え、春日野部屋を盛り上げていきたい」と抱負を語りました。 笹渡さんは「栃乃花さん、年寄襲名おめでとう。これからはすばらしい力士を育ててください」と激励。二十山親方は「地元ではお世話になっています。今日はありがとうございました」とお礼を述べ、固く握手しました。
披露式では、春日錦関が記念の相撲甚句を見事に歌い上げるなど、春日野部屋の力士や大勢の支援者でにぎわいました。
(新聞「農民」2009.2.16付)
|
[2009年2月]
農民運動全国連合会(略称:農民連)
本サイト掲載の記事、写真等の無断転載を禁じます。
〒173-0025
東京都板橋区熊野町47-11
社医研センター2階
TEL (03)5966-2224
Copyright(c)1998-2009, 農民運動全国連合会